私は小学生の頃から「先生になりたい!」と思っていました。高校生の頃には、その気持ちがとても強くなり、高校の先生からの勧めもあったので福岡女学院に進学することを決めました。
実際に大学に入って教職課程の授業を受けてみると、本当に専門的な知識や教養が必要とされることを実感しました。また、教職課程の授業は卒業単位に入らないものも多く、一日中講義という日もありました。教員免許はそう簡単に取得できるものではなく、しっかりとした目標がなければ果たすことのできないものだと感じました。しかし、私が諦めずにここまでやってこられたのは、共に同じ目標に向かって頑張ってきた仲間がいたからです。授業以外でも、遅くまで図書館に残り、色々と助け合いながら学んできました。また、先生方のきめ細かいご指導も私を支えてくれました。空き時間や放課後遅くまで残って相談を聞いてくださったり、指導案などを見ていただき、的確なアドバイスをしていただきました。女学院の少人数制だからこそできる一人ひとりへの丁寧な指導が他大学との大きな違いだと思います。
三年生の春休みには、教育実習対策の合宿を行いました。合宿を行うということは、女学院が教職課程に力を入れている証でもあると思います。普段は同じ学科の仲間を生徒役に授業を行っていたので、他学科の学生の皆さんに自分の授業を見ていただくというのでとても緊張しましたが、本当によい経験になったと思います。また英語など他科目の授業を参観することによって新たな発見があり、学ぶことが多くありました。二泊三日の合宿の中で、それぞれが教育実習に向けて自分の課題を見つけることのでき、貴重な時間を過ごしたと思います。
そして6月にはいよいよ母校の教壇に立ちました。生徒から「先生!」と呼ばれることに喜びを感じました。大学で学んだことを活かして、一生懸命授業を行ってきました。やはりまだまだ力不足だと感じることもありましたが、先生方にサポートしていただき、また生徒の笑顔に励まされながら三週間の教育実習を無事に終えることができました。教育実習はこれまでの私の人生の中で、一番の宝物となりました。きっと一生忘れることができないと思います。
私はこれからも夢を叶えるために一生懸命勉強していきます。みなさんも女学院で夢を実現させるために頑張ってみませんか?女学院は全力でみなさんの夢をサポートしてくれる大学ですよ!(姫野さん)
HP担当者 | 国語教職への道 | 08:44