長きに渡って福岡女学院大学・短期大学部の教育に力を注いできた辻厚治教授が3月末をもって定年退職致します。受講生ならびに教職員が耳を傾ける中、最終講義が行われました。
人が生きるうえにおいて必要な学問を、自らの経験を通して感じ、さらに実践することで立証しようとした教授です。
辻教授の大学での姿に思いを馳せると、哲学や倫理学などの授業の他に、田んぼ・もちつき・盆栽などなど、『生』を実感できる授業や活動を学生に提供し、自らも大学の花壇の花々や畑の野菜を育て、福岡女学院の人々(幼稚園から大学院まで)に『生』を提供していました。
授業の最後には、大学・学部からの花束に加え、卒業生から花束が贈られました。