『子ども学』・・・・子どものことについて学際的・総合的に研究していくこの学問はスタートしたばかりです。従来子どものことについて研究する学問は、「保育学」などの名称で呼ばれており現在もなおそのように呼ばれているところもあります。
「保育」という用語は、集団の保育施設で子どもを保護・養育していく時に使用されてきました。保育に携わろうと考えている人は教育学・心理学・福祉学・保健学・・・・など諸学問を学び、保育現場で実践することを目的としてきました。
しかし、子どもが生活している場は、「保育」が行われている場に限りません。子どもの生活を多面的にとらえ、‘子どもそのもの’について考えていこう、そして子どもに関わる全ての場を将来の仕事場として考えていこう!というのが福岡女学院大学で考え実践している「子ども学」です。
本学では「子ども学」の分野を4つに分け、それぞれの視点から子どもをとらえ、フィールドなどの体験をしてます。下記はそれぞれの分野と担当者です。
●こころと子ども 牧正興教授・辻厚治教授・坂田和子准教授
●文化と子ども 増田榮教授・南川啓一教授・佐野仁美講師・若山哲講師
●生活と子ども 野中靖臣教授・坂元明子教授・内本充統准教授・原崎聖子講師
●からだと子ども 澤口聡子教授・角南良幸准教授・高原和子准教授
1年では「子ども学フィールドワーク」、2年では「子ども学フィールド演習」、3年では「子ども学総合演習」、4年では「卒業研究」と子ども学を体系的に学べるようカリキュラムが構成されています。
HP担当者 | 福岡女学院大学の子ども学 | 17:54