2011年10月19日
英語教師をめざす皆さんへ
英語教師を目指す皆さんへ
人文学部英語学科で教職を担当している細川博文です。将来、中学・高校の英語教師を目指す皆さんのためにブログを始めます。このブログは、教育職に関心のある高校生、現役の大学生、卒業生を対象にしています。一緒に教職について考えましょう。
まず、教員になるためには、大学で「教職課程」を履修し、「教員免許状」を取得する必要があります。また、公立学校の教員になるためには、県や市の教育委員会が実施する「教員採用試験」に合格しなければなりません。私立学校は個別に採用試験を実施しますが、この点はまた別の機会に説明します。
教員採用については、今後団塊世代の「大量退職」と「新規大量採用」の時代が来ると言われていますが、狭き門であることにかわりはありません。また、教職は人材の育成ですから、安易な気持ちで教員になることはできません。自分自身がしっかりと学び、能力育成に関心を持たなければ、人を育てることはできないのです。
しかし、教職は何と言っても人の育成に関わる「夢のある仕事」です。まず教職とはどのような仕事なのか、その理解から始めると良いでしょう。本を紹介します。
推薦書:「教員をめざす人の本:夢の実現、先生になろう」八尾坂修(監修)成美堂出版(1200円)
この本は教員の仕事全般について分かりやすく説明しています。一読を勧めます。
今後は毎回トピックを決めて英語の教員をめざす皆さんを応援していきます。次回は求められる「英語能力」についてお話しします。