資格・進路
国家試験対策
学生自身による目標管理を支援しています。
看護師および保健師の国家試験合格に向け、独自の対策委員会を設置しています。学生が自分たちで国家試験対策のための情報提供や勉強会などを実施する「学生自身による目標管理」を支援するとともに、学生一人ひとりと向き合う細やかな指導システムを整えています。 学生の希望や質問に対応できる柔軟な環境を整備し、丸暗記ではなく体験や実践を通し、その意味を理解できるように学習し、納得することを大切に指導しています。
国家試験合格状況
2014年2月実施(新卒)
受験者 | 合格者 | 本学合格者 | 全国合格者 | |
---|---|---|---|---|
看護師 | 93名 | 91名 | 98% | 95.1% |
保健師 | 77名 | 72名 | 93.5% | 88.8% |
2013年2月実施(新卒)
受験者 | 合格者 | 本学合格者 | 全国合格者 | |
---|---|---|---|---|
看護師 | 111名 | 105名 | 94.6% | 94.1% |
保健師 | 92名 | 92名 | 100% | 97.5% |
進路・就職サポート
進路指導委員会を中心に進路就職支援内容を策定し、就職オリエンテーションや学内にて病院等施設説明会などを行っています。また、アドバイザー教員と事務室が連携し、小論文や履歴書の添削、面接指導など、年間を通じ、学生一人ひとりに対して細やかな支援を行っています。
◆就職活動を支える情報収集をサポートします
病院等からの求人票は年間500を超え、九州や関東、関西を中心とした全国の病院や施設から送付される資料も350を超えるなど、本学に高い期待が寄せられています。学生たちは資料を読み、自分たちの将来像を描きながら就職活動を進めています。
◆病院等施設説明会:学内
毎年5月、4年生を対象に、実習病院を中心とした病院等施設説明会を開催しています。病院の規模や環境、どんな看護師教育の制度があり、どんな看護をめざせるのか、また、気になる勤務体制や給与などの説明があります。説明会では、多数の病院や施設がブースを設け、看護部長や看護師長、人事担当、本学卒業生が病院PRを行います。看護師になった卒業生たちの生の声を聞くことで、4年生は自分の未来を明確に描けるようになります。
◆アドバイザー
教員が教育や学生生活全般にわたって助言・支援・指導を行い、学生一人ひとりに細やかに対応する「学生アドバイザー制度」があります。4年生を担当するアドバイザーは、卒業研究・国家試験対策・進路指導を行います。進路に関する相談や病院等への提出書類(履歴書や小論文)の添削指導に応じていますので、安心して就職活動をすることができます。
◆就職支援カレンダー(2014年度予定)
4月 |
|
---|---|
5月 |
|
6月 |
|
7月 |
|
8・9月 |
|
10月 |
|
2月 |
|
3月 |
|
資格
卒業と同時に取得できる資格
看護師国家試験受験資格
保健師国家試験受験資格(※選択制)
養護教諭二種教員免許
(※保健師免許取得後、申請により取得できます。ただし別途単位(6科目)修得が必要(「Basic English」「Basic Medical English」「コンピュータ・リテラシー」「情報処理演習」「法学(日本国憲法含む)」「体育」)、本学で履修できます。)
第一種衛生管理者免許(※保健師免許取得後、申請により取得できます。)卒業後の進路
卒業後の進路は、病院や診療所などの医療現場、訪問介護ステーションなどの福祉現場を支える看護師、保健所などで活躍する保健師、大学院進学や研究機関での研鑽などの進路が考えられます。
卒業後の活躍分野
病院・診療所
診療や治療のサポートを行うと同時に患者の細やかな心身のケアを通し、精神的な支えとなるよう業務を遂行します。
保健所
地域社会の人々に身近に接し、健康増進・病気予防を行うための施設です。地域に密着した健康相談や保健指導、家庭訪問などを行います。
訪問看護ステーション
在宅療養の人々のために定期的に訪問し、医師の指示のもとに心身のケアや相談に応じます。健康指導、家族へのアドバイスなど介護指導も行います。
介護保険施設・社会福祉施設
介護を必要としているお年寄りのための介護施設や障害を持っている方のための社会福祉施設で医療・保健の面からのケアを行います。
一般企業
企業の保健医療施設や医務室などで、そこに働く人々の心身のケアや相談に応じるとともに医師の指示のもと診療・治療のサポートを行います。
小・中・高校
各学校の保健室で、児童・生徒の成長期の心身のケアや相談に応じるとともに医師の指示のもと診療・治療のサポートを行います。
国際医療現場
青年海外協力隊や国際的なNPO法人などの場で医療・保健の知識・技能を生かしチーム医療の一員として活躍することも考えられます。
大学院進学
より高度な専門知識と技能習得をめざし、大学院へ進学することも進路選択肢の一つです。
卒業後は研究職や指導職が考えられます。
Data of 看護
少子高齢化が進む現代社会。看護職者に寄せられる期待は大きく、その役割は重要です。
そこで実際のデータをチェック!
看護師の就業者は年々増加しており、1997年からの推移で見ると143.8%の増加率となっています。看護職に寄せられる期待の大きさが反映されているといえます。
※出典:日本看護協会ホームページ(厚生労働省 医政局看護課調べ)
★職種別でみた平均的な給与額
収入面での安定性が高いのも看護職者の特長です。
専門性が高く社会の需要を物語っています。
看護師(女性) | 4,441,000円 | 理学療法士 作業療法士 |
3,941,000円 |
---|---|---|---|
歯科衛生士 | 3,532,000円 | 栄養士 | 3,289,000円 |
保育士(保母・保父) | 3,239,000円 | 介護支援専門員 (ケアマネージャー) |
3,784,000円 |
※出典:厚生労働省『賃金構造基本統計調査』(平成22年)
きまって支給する現金給与額より算出