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大学院

2014年01月27日

実習を通した社会貢献:
北九州市健康フェアでリラクセイション療法を行いました

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20140127_01.jpg臨床心理学専攻院生と教員が2014年1月12日、
西日本総合展示場(北九州市小倉北)で行われた第3回北九州市健康フェアに参加しました。

北九州市精神保健福祉センターと福岡県臨床心理士会がコラボレーションするブースで、
市民のみなさんに、福岡女学院大学大学院臨床心理学専攻が協力することになり、
サート(主動型リラクセイション療法)を実施しました。

健康に関心の高い市民のみなさんが、次から次へと訪ねられ、リラクセイション前後の変化に大変喜んで帰られました。

20140127_04.jpg中には、"これをタダでやってもらうのは申し訳ない、料金を..."と、お金を出そうとする方もいらっしゃいました。
"さすがプロ!"と、共催した団体のスタッフも感心され、院生たちにとっては、とてもやりがいを感じた1日でした。
 
 
 
 

投稿時間:2014年1月27日 15:17 | 固定リンク

2013年09月15日

臨床心理学専攻による第5回東日本大震災支援を終えて

岡女学院大学大学院臨床心理学専攻が進めている東日本大震災支援5年プロジェクトの折り返しとなる、第5回震災支援を終えました。
今回は、支援拠点が今までの4か所から6か所に増え、支援者も過去最高の17名が参加しました。
「あそぶ寺子屋」(子どもたちの集団療法)には待ってくれていた子どもたちが一層成長した姿を見せてくれ、「あそぶ寺子屋」を行っていた各仮設住宅集会所には、今まで支援に参加した院生たちの手作りのメッセージや一緒に作った作品が大事に飾られていました。

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「リラクセイション(サート)教室」には、待ってくださったリピーターの方々に加え、新しい方々もたくさん来てくださいました。院生たちはお一人お一人に対して1対1で精一杯サートを行いました。
サートが終わると、自然にたくさんのお話をされ、ほっとするひと時を過ごされました。

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支援活動には新たな展開がありました。継続支援を通して信頼関係を築いてきた田老福祉センターと今後はさらに密な連携を行い、今後の支援においては、窓口の有原さんが支援に行く前にセンターで希望者の予約を取るなど、積極的な協力体制を作ることになりました。

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(田老福祉センターにて、中央が有原さん)

震災から時間が経つにつれて、どんどん体が不自由になり部屋から出られず、支援を受けることもできない高齢者の方々のために、今回初めての試みで、訪問サートを導入しました。マットをもって訪ね、その場でサートを行うといったチャレンジに挑んだ院生たちにとっては、かけがえのない貴重な出会い、体験となりました。今回の支援では、支援者として教員2名、院生9名が参加、サート教室参加者延べ177名、あそぶ寺子屋参加児童延べ42名となりました。

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*写真掲載に関して、関係者の了承をいただいています。

投稿時間:2013年10月24日 16:55 | 固定リンク

2013年08月30日

臨床心理センター地域交流講演会のご案内

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少子高齢化社会において、様々な社会的課題がありますが、その解決は地域住民の主体的で積極的な共生を目指す高い意識とその実践にかかっているといえます。
そこで、福岡女学院大学臨床心理センターでは、子どもの育ちを支える、自殺予防対策で国が取り組んでいるゲートキーパーの活動、高齢者のいきいきした生活を支える活動を取り上げ、地域のみなさまと分かち合うためのシンポジウムを開くことにいたしました。
日本社会の未来と希望についてみなさまと語り合う地域交流講演会になることを期待しながら、みなさまのご関心、ご参加をよろしくお願い申し上げます。
詳細はチラシをご参照ください。

チラシはこちら[PDF:430KB]

投稿時間:2013年10月30日 12:29 | 固定リンク

2013年08月25日

小学校特別支援教育事業に新たな展開

学大学院臨床心理学専攻では、近隣小学校との提携による「特別支援教育事業」に力を注ぎ、地域貢献とともに、院生の学校臨床心理の実習に役立てていますが、2013年9月から、春日市立春日小学校と提携した「特別支援教育事業」が新たにスタートしました。

この事業は、従来の「特別支援教育事業」における個別の生徒に対する「専門的サポーター」とは違う性格で、「特別支援学級」を対象にしたものです。さらに、派遣される院生は、修士2年生に限定される「専門的サポーター」と違い、修士1年生が派遣対象となっています。

小学校の要望により、今年度は修士1年生全員が派遣され、特別支援教育という現場における臨床心理学的実践を行います。

投稿時間:2013年10月30日 12:31 | 固定リンク

2013年07月30日

「ひとりサート」を用いた学校ストレスマネージメントプロジェクトのスタート

学大学院臨床心理学専攻は、「サート(Self-Active Relaxation Therapy;主動型リラクセイション療法)の発信地として、院生の様々な実習に取り入れられています。

サートは「自分が動かす:主動」手法であり、そのため、援助がなくても、ひとりでできる心理療法であることから、学校現場で簡単に取り入れ、学校ストレスマネージメントに役立つことが考えられ、その実践プロジェクトが始まりました。

7分バージョン、10分バージョンのDVDを作成、学校の日常の中で、短い時間を確保、先生と生徒が簡単に実施できる手続きを設定、小学校2校、中学校1校で継続的に実施していただくことになりました。

担当院生は各学校で実施される現場に携わり、先生と生徒の取り組みの様子やその中での変化を観察、学校ストレスマネージメントに役立つ臨床心理学的手法の確立のための研究を行います。

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*写真掲載に関して、関係機関の了承をいただいています。

投稿時間:2013年10月30日 12:36 | 固定リンク

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