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大学院

2013年4月 一覧

2013年04月15日

2012年度修了生進路・就職結果:今年も100%!

2012年度修了生15名の進路・就職が決まりました。
2012年度は例年より若干多い修了生となりましたが、3月末日まで全員就職が決定しており、4月からは現場で今まで鍛え上げた力を発揮するとともに、様々なチャレンジに挑むことになります。
常勤職が7名、非常勤職が8名となっていますが、非常勤職も週3日から5日勤務がほとんどで、例年修了生の動向をみると、これをスタートに常勤へとステップアップしていきます。

現場で高く評価される先輩たちに倣い、これからみなさんの活躍を期待しています。


【就職内訳】

①教育領域(常勤)
②医療領域・教育領域(非常勤複数機関勤務)
③医療領域・教育領域・福祉領域(非常勤複数機関勤務)
④福祉領域(常勤)
⑤教育領域(非常勤複数日勤務)
⑥教育領域・行政・福祉(非常勤複数機関勤務)
⑦教育領域(非常勤複数日勤務)
⑧医療領域(常勤)
⑨教育領域(常勤)
⑩教育領域(常勤)
⑪福祉領域(常勤)
⑫教育領域(常勤嘱託)
⑬医療領域(常勤)
⑭福祉領域・教育領域(非常勤複数機関勤務)
⑮教育領域・福祉領域(常勤嘱託・非常勤)

投稿時間:2013年10月30日 12:48 | 固定リンク

2013年04月10日

臨床心理学専攻による第4回東日本大震災支援を終えて

本学臨床心理学専攻による震災支援スタートから1年半、震災から2年が経ちますが、現地は何も始まらないまま。
一つ変化があるとしたら、ワカメ採りが中心ではありますが、少しずつ漁業の再開が始まったことです。春休みで、子どもたちもお父さんを手伝って、海の側の仕事場で採りたてのワカメを茹でています。

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(岩手県宮古市田老の堤防から見た風景)

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今回も新たな院生メンバーが加わり、その場でスーパービジョンを受けながら、被災者の方々お一人お一人に心を込めてサートを行いました。

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最初の出会いから2年が経ち、「あそぶ寺子屋」の子どもたちも成長し、しっかりした顔つきになりました。

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私たちの「サート教室」を心待ちしていらっしゃる仮設住宅の方々が、寒い中でも開始時間前に集会所の前で待ってくださるなど、回を積み重ねる中で、なお支援を必要とされていることを肌で感じることができました。
今回の支援では、支援者として教員2名、院生7名が参加、サート教室参加者延べ159名、あそぶ寺子屋参加児童延べ52名となりました。

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20130410_06.jpg今回の支援で目にすることができた唯一の変化がありました。大槌町の丘にできた、「希望の灯り」の記念碑です。津波にさらわれ町全体がなくなった大槌町を見下ろす丘に、神戸の「1.17希望の灯り」の火種をもらって建てられたものです。
「1.17希望の灯り」は、阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の犠牲となった人々の鎮魂と慰霊、そして、大きなダメージを受けた神戸の復興と再生を願って2000年1月17日にメモリアルモニュメントとして東遊園地で灯されたものです。
希望をつなぐ、希望を失わない、ということがどれほど重く、尊いことかを実感させてくれる風景です。

*写真掲載に関して、関係者の了承をいただいています。

投稿時間:2013年10月30日 13:12 | 固定リンク