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-北九州市田上国 際部長からの応援メッセージ-

国際キャリア学部 国際キャリア学科 国際キャリア学科 Today

2014年01月28日

海外での経験からきっと将来の道が見えてきます
-北九州市田上国 際部長からの応援メッセージ-

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今回は北九州市の国際業務を総括されている
北九州市総務企画局の田上裕之国際部長にインタビューします。


20140118_03.jpgQ:現在のお仕事についてご紹介ください。
北九州市の国際関連業務の総括や企画の仕事、すなわち、どの国や地域とどのような方針で交流するかをコーディネートする仕事です。
また、海外の有能な人材を北九州に呼び込むために外国人が住みやすい環境(=地域における多文化共生環境)を整備する仕事も担当しています。

Q:北九州市は海外との積極的な交流で知られていますが、特に重点的に取り組まれている分野についてお教えください。
北九州市には1970年代までの深刻な公害を克服する過程で得た環境技術や自治体の上下水道の整備・運用の技術で強みを持っています。こうした分野での海外との技術協力を通じて経済交流の基盤を整備して、市内の企業のビジネス交流につなげています。
交流の相手国としてはこれまで主流だった中国、韓国、台湾から、最近では経済発展著しい東南アジアやロシアなどの新興国に焦点を当てています。

Q:田上部長の国際業務のご経験についてお教えください。
およそ20年になります。自治体国際化協会に出向してニューヨークに駐在したことがきっかけになりました。それ以降、北九州の港への外国の船舶の寄港の誘致(ポート・セールス)や市内の企業の海外の市場開拓の支援、外国企業の北九州への進出の誘致などの仕事に取り組んできました。

Q:北九州市のような公的機関で国際業務に携わるにはどのような資質や能力が求められますか?
私の経験からみると、多分野に関心を持ち、いろいろな人と人的なネットワークを構築する能力が必要だと思っています。語学力はその次に必要な能力だと思います。

Q:大学生、高校生へのメッセージをお願いします。
公的機関に限らず、今後は様々な分野で国際的な対応力が求められます。ぜひ機会をみつけて積極的に海外を見に行っていただきたいと思います。
海外での経験の中からきっと将来の道が見えてくると思います。

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中国で北九州市の紹介の講演をする田上部長