2014年01月14日
新年好!あけましておめでとうございます!
ICDの3つの分野の1つである「異文化コミュニケーション」について、今回は、蘭紅艶(らん こうえん)先生にお話してもらいます。蘭先生は中国青島の出身ですが、中国語はもちろん、英語、日本語と、3カ国語を自由に使うことができます。
2007年に施行された観光立国日本推進基本法では、外国人観光客を2020年までに、当時の800万人から2,500万人に増やすことを目指しています。
2013年12月でその数は1,000万を超え、東京オリンピック開催決定によって、その目標が早期に達成される見込みとなりました。
今後、福岡市の人口の16倍以上の外国人が毎年日本を訪れることになります。
1964年の東京オリンピックは、日本全国に英会話ブームを引き起こしました。
2020年、東京で再びオリンピックが開催され、世界中の人々が日本の首都に集まります。欧米だけでなく、中国を始めとしたアジア各国、南アメリカ、アフリカなど、世界各地から様々な人々が訪れます。
異なる文化的背景を持つ人と、私たちは出会うことになります。その際もちろん、国際語として英語が使われるわけですが、世界各国の人とコミュニケーションをとるために、英語が使えるだけで十分なのでしょうか?
日本特有の「おもてなし」の精神は、相手の気持ちを考える接待です。その「おもてなし」の精神を発揮するためには、相手の文化、習慣、あるいは人間関係に注目していくことが欠かせません。
将来国際舞台で活躍する「国際人」になるためには、様々な角度から物事を見る事ができ、柔軟な考え方の持ち主である必要があります。
英語を使って、異なる文化的背景を持つ人々とのより良いコミュニケーションを目指して行かなくてはなりません。
皆さんも、ICDで一緒に「異文化コミュニケーション」を学びませんか?