2013年11月18日
企業からみたインターンシップ(part2)
今回は、山口先生(JETROからこの10月に本学に就任)に、
「企業から見たインターンシップ」というテーマでお話を伺います。
Q:インターンシップは、実務を学ぶなど学生には大きなメリットがありますが、企業側にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
山口:まず、自社の広報と人材の発掘ということがあります。インターンシップは採用の手段ではありませんが、学生に向けて自社を効果的にPRするとともに、学生側の考えを知り、その資質を見極めることで新卒採用の際の参考にすることができます。
Q:学生と企業、双方にメリットがあるのですね。
山口:はい、また職場の活性化ということもあります。学生とのコミュニケーションを通じて、新鮮な考えを吸収することで、社内の雰囲気や組織の活性化につなげることができます。
Q:会社の役に立つのだと思うと、学生には大きなやりがいになりますね。他にもありますか?
山口:社員のマネジメント能力の向上です。若い世代の社員にインターン生を担当させることなどを通じて、そのマネジメント能力の向上を図ることができます。
インターンシップは学生にとって実社会での経験を積むチャンスであるばかりでなく、受け入れ先の企業側にとっても様々なメリットがあるわけですね。
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