2010年06月30日
学外実習用エプロン
2年生の「幼稚園実習(観察)」までいよいよ2ヶ月となりました。「幼稚園実習(観察)」は、4年間の在学中で最初の学外実習となります。学生は実習に向けて実習園との事前オリエンテーションや実習日誌の記入方法など、様々な準備を進めています。
先日、実習の際に着用する保育エプロンが届きました。このエプロンは、今回の実習だけでなく、今後の様々な学外実習で使用します。
このエプロンは南川教授が携わっている カンボジアの孤児施設、“ピースフル・チルドレン・ホーム-1”の子どもたちに依頼したものです。
*** 南川教授から2年生へのメッセージです ***
子ども発達学科2年生のみなさん
この実習用のエプロンはカンボジアの孤児施設“ピースフル・チルドレン・ホーム-1”の子どもたちに作らせていただきました。昨年から始まったプロジェクトで、今年が2回目ですが少しずつ上手になっていきました。まだまだうまくいっていないところもあります。糸の始末が十分にできていなかったり、よごれがあったりチャコが残っていたり・・・(ヨゴレは洗濯すればきれいに落ちるようなものばかりです)・・・日本で皆さんがいつも買う衣類から比べるとまだまだ十分ではありませんが、皆さんに払っていただいたお金でおよそ150名の子どもたちの3か月分の生活費を賄うことができます。いつも「お金をもらうばかり」でしたが、このプロジェクトで初めて「仕事をして、お金をもらうことができるようになりました」。これは大きな進歩です。子どもたちは、すこしでも良いエプロンが縫えるようにがんばると張り切っています。皆さんもこのエプロンを着て実習をがんばってください。
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