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人文学部 言語芸術学科 言語芸術学科 Today

2013年01月18日

ネットラジオ作りませんか?

言語芸術学科新入生のみなさんへ

言語芸術学科英語担当の上田です。

以前も書いたのですが、私の専門分野はStylisticsで、英語小説の文体を研究しています。最近はそれに飽き足らず、日本語のオーディオドラマの制作などをしております。昔はラジオドラマなんて呼ばれていたものなんですが・・・とにかく、音だけによるドラマのことです。毎週5分程度のものをインターネットに配信しておりまして、今年で4年目となりました。

4月より言語芸術学科がスタートしますが、この活動を少し本格的なものにして、以下のような内容のネットラジオを学生さんと作ってみたいと思っています。


 <番組内容> 基本的には学生さんと計画します。
 ラジオドラマ
 学生さんがDJの学科の番組
  学生さん主体のインタビュー番組
 学科からのニュース
 など。

みなさんの中で、もしこういったことに興味がある方がいらっしゃったら、2月10日までにosamu?fukujo.ac.jp(上田のメルアドです。?を@に置き換えてください)までご連絡いただけますか?


もちろん興味のある方だけで結構です。参加希望者が一人でも二人でもいて、二月か三月に具体的な活動が始められそうでしたら、計画を立てたいと思います。

投稿時間:2013年1月18日 22:01 | 固定リンク

2012年10月31日

しゅうちゃんです。

新しい画像 (2).bmpこんにちは、吉田修作です。学生からは「しゅうちゃん」と呼ばれています。言語芸術学科では「テーマシンキング」「名作を読むJ」などを担当します。文芸作品などがどのように生成されていくかを言葉を通して研究しています。例えば、宮崎峻監督の『千と千尋の神隠し』の中では、「言葉は力である。千尋の迷い込んだ世界では、言葉を発することは取り返しのつかない重さを持っている。」ということを作品の狙いの1つとしていると監督自身が語っています。この「言葉の力」は古代から現代にまで通じる重要な問題で、言語芸術学科で学ぶ中心的テーマになります。その他に、『千と千尋の神隠し』の「神隠し」、『もののけ姫』の「もののけ」、水木しげる作『ゲゲゲの鬼太郎』の「鬼(き、おに)」など、それらの言葉を追っていくと、民俗学という学問になっていきます。つまり、宮崎峻監督や水木しげるの作品は、実は文芸や民俗学などという学問を基にしていることが分かります。そして、言語や文芸、民俗学などは身近な題材から考えていくことが必要で、それを積み重ねていくと、文芸や妖怪、地域の祭りの研究にもなっていきます。それらのことについては、地域での講演やTV出演もしています。他に研究としては、日本古代文学の分野で、主な著書に『ことばの呪性と生成―混沌からの声―』(おうふう、1996年)、『文芸伝承論―伝承の<をとこ>と<をとめ>-』(おうふう、1998年)、『()り来ることばと伝承―託宣・神功皇后・地域―』(おうふう、2008年)などがあります。

投稿時間:2012年10月31日 13:30 | 固定リンク

2012年10月30日

ぶんやです。

IMG_0308.jpg文屋(ぶんや)といいます。言語芸術学科では映画を中心にサブカルチャーに関連する科目を担当します。21世紀になって日本の映画産業は盛り上がるようになっていますが、私が子どもの頃、映画産業は冷え込んでいました。「映画氷河期」です。特に地方の映画館は冷え込んでいて、私が中学高校の頃に過ごした三重県の田舎では何百人も収容できる映画館に客は私一人ということが・・・少なくありませんでした。当時はテレビでは放映されない作品もあって映画館でしかみられなかったのですが、特にホラー映画はテレビではなかなか放送しませんでした。そういうホラー映画を映画館で鑑賞したのですが・・・広い、広い劇場の真ん中で、一人でホラー映画を観る怖さって・・・言葉になりません。

そんな映画氷河期でもバイトで稼いだお金をつぎ込んでたくさんの映画を観ていました。中学、高校、大学、そして今も。私が映画にのめり込んでいるこの時期は、実は日本映画界がアニメーション映画を発展させてきた時期でもあります。その結果、日本のアニメーション映画は日本を代表する文化産業になっています。

私は映画から多くのことを学びました。そうした経験を皆さんと共有したいと考えています。大学の学内で快適に映画を鑑賞できる設備を整えてはじめています。先日は高性能なプロジェクターを購入しました。シネコンに匹敵する大画面でいい音響で映画が鑑賞できるように。環境を整えてみなさんと一緒に映画鑑賞できる日をお待ちしております。

投稿時間:2012年10月30日 18:15 | 固定リンク

2012年10月15日

10月13日、オープンデイを開催しました

IMG_8861.jpg先週土曜日、大学のオープンデイが開かれました。(写真は準備中の様子です。)

学科のカリキュラム展示やスタッフによる説明、入試に関する相談コーナーなど、言語芸術学科のことを知っていただく良い機会でした。

ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。

このチャンスを逃してしまった方も、ご安心ください。

学科Facebookで当日の模擬授業の様子などを報告しています。

言語芸術学科ってどんな学科sign02 ―映像を見ていただけると、きっとイメージがつかめると思います。

投稿時間:2012年10月15日 12:03 | 固定リンク

2012年10月12日

シャローム、大島です。

似顔絵加工用-1.jpg言語芸術学科、大島です。冒頭のカタカナは、聖書の中で人々が使ったヘブライ語での挨拶です。翻訳すると「平和があるように」ですが、朝なら「おはよう」、昼なら「こんにちは」です。私は大学付牧師、宗教主事、チャプレンですので、こんな挨拶にしてみました。言語芸術学科でもキリスト教に関係する講義、宗教と文化を担当します。また日本語トレーニングや言語芸術ワークショップでもキリスト教を軸にして一緒に勉強したいと願っています。

キリスト教、あるいは宗教と言うと、「恐ろしい」「怖い」「ヤバイ」(最近日本語としての意味合いが変りつつありますが…)とか反対に「敬虔」「清らか」「真面目」「道徳的」というイメージがあるかもしれません。ですが私の講義ではそういった印象を前提にしながら、現在の私たちの生活や文化に溶け込んでいる様々な宗教的要因を確かめていきます。とりわけ私の専門はキリシタン研究ですので、しばしば大河ドラマや時代劇の舞台となる室町・戦国・江戸時代の歴史研究も内容に多く含まれます。歴女(れきじょ)の方々には興味深い項目も多くあると思われます。趣味の時代劇鑑賞、お城めぐりも実益を兼ねたものになっています。言語のジャンルでは、不思議に思うかもしれませんが、戦国時代の日本語から、同じ時代に日本にやってきたラテン語、ポルトガル語を始め、沢山の言語要素を扱います。体系的ではありませんが、それらの言語に触れることで、言葉の豊かさを知ることができると信じています。言葉の力を一緒にたっぷり味わってみましょう。

CIMG0768.jpg

投稿時間:2012年10月12日 13:47 | 固定リンク

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