重橋のぞみ先生の人間関係学演習(ゼミ)を履修している3年生有志より、
どのようなことを学んでいるかについての文章が届きました。
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重橋研究室では、各自の興味・関心のあるテーマについて研究し、論文をまとめていきます。興味・関心のあるテーマといっても、始めは障がい児・者への心理的援助、ストレス・マネージメントなど漠然としています。そこで、自分の研究したいことを明確にしていくために、気になるキーワードから文献を探し、これまでにどのような研究がなされているのか、どのようなことが明らかになっているのかを調べます。また、それを読んで疑問に思ったこと、もっと知りたいと思ったことなどを整理し、資料を作成し、ゼミで発表します。発表後は、他のゼミ生から質問、意見を聞き、ディスカッションを行います。他の人の話を聞くことで、新たな視点を発見し、その研究に対する理解が深まるとともに、自分の研究したいことが少しずつ見えてきます。この過程を何度か繰り返しながら、徐々にテーマを絞り、自分の研究へとつなげていきます。このような作業を通して、文献を読み解く力はもちろんのこと、色々な視点から物事を考える力、他の人に分かりやすく自分の考えを伝える力などが鍛えられます。自分が興味を持ったことを、どんな風に考え、整理し、形にしていけばよいのか、迷うことも多いです。しかし、先生と話しているうちに、自分の考えがまとまり、すっきりすることもしばしばです。熱心で細やかな指導をしてくださり、研究以外のことも親身になって相談にのってくださいます。充実した時間を過ごせる、お勧めの研究室です。
HP担当者 | カリキュラム/授業 | 13:34