2014年01月17日
国際英語学科:世界で学ぶ留学実績 2013年度 80%
国際キャリア学部(国際英語学科・国際キャリア学科)には長期・短期の留学プログラムが用意されています。
学部の改組母体となった人文学部英語学科(2013年度で募集停止)の2年生(2012年入学生)の長期留学履修者数は30名、短期留学履修者数は11名でした。これは51名の在学者数の80%にあたります。
過去の実績を見ても、長期留学(「Study Abroad Program」科目)の履修者は平均で 50% を越えており、短期留学(「Short Overseas Program」科目)を加えると 60%〜80% の学生が2年次に留学したことになります。
「国際英語学科」では、留学科目(「Study Abroad Program」「Short Overseas Program」)と学内集中英語研修科目(「Summer English Camp」)を選択必修として、どれか1つを卒業までに履修することを義務づけています。留学しないで卒業することもできますが、近年留学する学生が増える傾向にあります。
留学先もイギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアと英語を母語としている国々を対象にしています。将来的には英語を公用語としているアジアの国々の大学とも提携を結ぶ計画です。
大学時代に異文化に触れ、多様な価値観を身につけることはたとえ短い期間であっても貴重な経験となります。留学先で築いた人間関係は Facebook などのソーシャルネットワークを通して生涯深めることができるでしょう。
また、「国際キャリア学科」にも長期・短期の留学が選択科目として準備されています。留学奨学金制度もあり、こちらも高い履修率になることが予想されます。
世界を見る目を若い時代に養う、それが本学部・学科の教育目標の1つです。皆さんもぜひ挑戦して下さい。
投稿時間:2014年1月17日 13:27 | 固定リンク
2014年01月01日
Happy New Year 国際キャリア学部 学部メッセージ
国際キャリア学部(国際英語学科、国際キャリア学科)から新年のご挨拶を申し上げます。
さて受験生の皆さんの中には写真のポストのように、どちらの方向へ進めばよいか迷っておられる方がいるかも知れません。2014年4月開設の国際キャリア学部は、グローバル人材育成を目指した学部です。「世界を舞台に働きたい。」そうした皆さんの夢をかなえるためにカリキュラムが作られ、教員が世界から集められました。海外で英語を使って働くバイタリティーあふれる人材を育てます。
しかし、海外に出ることにためらいを持つ方もいるでしょう。「世界を舞台に働く」というのは、必ずしも国外で働くことではありません。例えば、国際英語学科の英語教職は、将来英語を使って働く人材を育成する国際キャリアと言えます。また、国際キャリア学科でビジネスを学び、海外取引の多い商社や企業で働くことは、たとえ勤務地が国内であっても世界とつながっていると言えるでしょう。
国際キャリア学部は「両学科とも高度な英語力」を徹底して育てます。両学科の違いはその「専門領域」にあります。国際英語学科は英語教育学・英語学といった従来の研究領域に、国際交流分野が加わりました。国連機関を始めとして幅広く英語を使った国際交流領域を学びます。一方、国際キャリア学科ではビジネス・異文化コミュニケーション・地域研究国際協力といった分野を横断的に学び、世界で活躍できるビジネスパーソンを育てます。NGO・NPO活動等に関心を持つ皆さんにも適しています。
また、アジアでの活動も視野に入れ「中国語」科目、そして留学生のための「日本語」科目も充実させました。世界語としての英語を高度なレベルまで学び、かつもう1つの言語も使って交流を図りたい、そんな意欲のある学生を求めています。
巷では「グローバル」ということばが毎日のように聞かれますが、真にグローバルな力をつけるには「本気」が求められます。言語、世界事情、日本事情を幅広くかつどん欲に学び、将来の具体的なキャリア・ビジョンを在学中に構築することが必要です。
「そんな力が自分にあるだろうか?」恐れる必要はありません。充実したカリキュラム、留学プログラム、少人数教育、アドバイザー制度、多文化共生環境で皆さんの能力を引き出します。最後に必要なのは皆さんの「決意」です。
一般入学試験(前期)の出願期間は 2014/1/8〜1/23、試験日は2014/2/2(日)です。皆様の受験をお待ちしています。
投稿時間:2013年12月31日 14:47 | 固定リンク
2013年12月16日
国際英語学科 なぜ国際英語なのか ② ネイティブ信仰
今回は「ネイティブ信仰」をテーマにお話しします。
英語を勉強する皆さんは誰でも英語の母語話者(Native speaker)から英語を学びたいと思うでしょう。「生きた英語を学びたい」ということばをよく耳にします。また、「教師は全てネイティブスピーカー」をうたい文句に学生募集している英会話学校もたくさんあります。それ自体悪いことではありません。学習者のニーズに応えモチベーション向上の一助になるかも知れません。
しかし、「生きた英語」の裏には「死んだ英語」があるのでしょうか。母語話者が教える英語は生きた英語で、日本人教師が教える英語は使い物にならない英語なのでしょうか。確かに非母語話者英語教師は英語力では母語話者にかないません。
前回のブログでお話ししたように英語母語話者の人口は約4億です。ただ母語話者の英語もイギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドと多岐にわたり微妙に異なります。発音に至ってはイギリス(厳密には United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)だけでも地域や社会階層によって随分違いがあります。学習者が CD教材で耳にする英語が世界中で話されているわけではないのです。そうするとネイティブスピーカーとは一体誰を指しているのでしょうか。
問題をさらに複雑化しているのは、非母語話者の英語使用人口が約12億(母語話者の3倍)におよぶ点です。英語を勉強する場合、とりあえず学習モデルが必要です。そのモデルとして一般的に登場するのが、アメリカやイギリスのテレビで使われる放送英語です。イギリスでは BBC English と呼ばれますが、実はこの種の英語を使っているのは国民のごく一部なのです。「BBC English = イギリス英語」ではありません。
学習者にとって大切なことは「英語教師」として誰を選ぶかということです。母語話者・非母語話者に限らず「教え方」にたけた教師から学ぶのが一番です。英語教師として優れた母語話者から学ぶことが一番ですが、世界を見ると非母語話者の英語教師が母語話者の英語教師より圧倒的に数が多いのです。
国際英語学科の英語教員は全て英語圏の大学で学位を得ています。信頼されるプログラムを提供し、皆さんと共に学びたいと考えています。本学科で学び、やがては世界に出てさらに英語力に磨きをかけて下さい。
投稿時間:2013年12月16日 13:45 | 固定リンク
2013年12月05日
国際英語学科 なぜ国際英語なのか ①
今回は「国際英語」をテーマにお話しします。
国際英語学科という名称に不思議な印象を持つ方がいるかも知れません。「なぜ英語に国際がつくのだろうか」、これは自然な疑問です。人文学部英語学科(2013年度をもって募集停止)は学科の英語名として Department of English as a Global Language (EAGL) という名称を使ってきました。世界語としての英語という意味です。2014年の学部新設を機に、日本語の学科名も英語に合わせることにしました。
英語という言語は他の言語にない特殊な事情を持っています。言語使用人口を見ると、英語を母語として使用する人が約4億人、公用語として英語を使用する人が約4億3千万人、そしてビジネスなど外国語として英語を使用する人が約7億5千万人いると言われています。もちろん母語話者以外の人口をどう計算するか(つまりどの程度の英語力を持って英語話者と数えるか)という難しい問題がありますが、世界人口の4人に1人が何らかの形で英語を使っていると考えてよいでしょう。
こうした現状を考慮すると、英語という言語はイギリスやアメリカに代表される一部の国の母語というより世界語の1つとして定義する方が理にかなっています。国際英語学科は母語英語話者が持つ文化や歴史を尊重すると共に、世界語としての英語の役割に焦点を当て運用能力を育成することを教育目標にしています。このような事情から敢えて「国際英語」という名称を使っているのです。
英語を使うことで世界の多くの人とコミュニケーションをとることができる、そんな時代に私たちは生きています。英語を学び英語を使ってキャリアを築くことが「現実の問題」として目の前にあるのです。そうした夢を共有できるのが国際英語学科です。
投稿時間:2013年12月 5日 14:24 | 固定リンク
2013年11月06日
女性が世界を舞台に活躍する
女性が世界を舞台に活躍する
国際キャリア学部創設記念として11月2日(土)に、『女性が世界を舞台に活躍する』と題して、国際キャリアセミナー(於:電気ビル共創館)が行われました。
久保田勇夫氏(西日本シティ銀行頭取)と川端清隆教授による基調講演と、倉田浩美氏(コーチ・ジャパン合同会社マーケティング部シニアVP、本学短大卒)を加えて行われたパネルディスカッション(モデレーター:細川博文教授)から、高校生の皆さんに是非お伝えしたい大切なメッセージをいくつか拾ってみました。
【川端清隆教授】
■グローバル社会の今、性別を問わず実力さえあれば自由に職業を選べる可能性は
無限に広がった。
■国際化の中、国際語である英語の習得は必須だが、「何を伝え」「何をなすのか」、
4年間で国際交流の本質を学ぶことが必要だ。
【久保田勇夫氏】
■「国際社会で活躍するためにはどうすべきか」は「日本で活躍するためにどうすべきか」
と同義語に近い。
■国際化社会で活躍する人の要件は、
1)自己が確立している
2)自分の国(日本)のことを良く知っている
3)自分の専門分野で優れている
4)英語が使える
の4つである。
【倉田浩美氏】
■外資系の会社は新卒を雇わないため、在学中にインターンシップなどの実務経験を
積むことが大切だ。
■ビジネスの世界では、英語ができればアジアやヨーロッパでも仕事ができる。
例えば、ルイヴィトンでは本社のフランスでも公用語は英語である。
■「夢は叶う、一生懸命が大切!」
最後の倉田さんの言葉は、これから世界へと飛び出そうとする皆さんに送られた熱いエールでもあります。どうぞその日を夢見て、「今日の努力」を続けて下さい。
FICD(国際キャリア学部)は将来グローバルなシーンで活躍したいという皆さんが、英語の実践的スキルを身につけ、専門的な知識を学び、行動力と思考力を鍛えていくお手伝いをします。 |
投稿時間:2013年11月 6日 09:33 | 固定リンク
1|2
次の5件