卒業生からの便り「韓国語との出会い(学びは財産)」

卒業生より、近況報告が入りました。
以下は、卒業生から届いた文章と写真です。
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こんにちは。
心理学科(旧・人間関係学科)1期生の常盤と申します。
私は今韓国ソウルで就職後、今年の秋からこちらの大学院に進学準備中です。

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福岡女学院在学中、心理学に興味はあったものの、
それよりも学外での活動に力を入れており、
とても「優秀な生徒」ではありませんでした。
在学中によく韓国旅行に行っていましたが、
当時、授業で選択した第2外国語「韓国語1」の実力は
「なんとか単位を獲得した」という程度でした。

卒業後、3年間の社会生活を終え、
社会人生活に疲れきった私はそのお金で韓国留学に行きました。
日本から1番近い国で、旅行でもよく行っていたのでなんとなく韓国に決めました。

大学の語学堂で韓国語を勉強したのですが、
入学した当初は各国の学生がバラバラの言語で
コミュニケーションを取るのも難しい状態でした。
クラスが上級になるにつれ、皆の共通語である「韓国語」で話しができるため
日毎に友達が増えていきました。

しかもそこの国では「私」が日本人の代表になるわけで、
私の行動ひとつで「日本人ってこうなんだ」と
思われることが多々ありました。

そのときに感じたのが、今まで日本で経験してきたことや勉強してきたことが
とても重要なのだということです。
「こんなの勉強して何になるんだろう」と思っていた授業の内容も、
あるとき突然役に立つことがあったのです。
学生のころは、受験のため、就職のための勉強だったのが、
いざ外の世界に出てみると自分の財産になっていました。

魅力を感じられない授業があったとしても、
それが必ず自分にとってプラスになって返ってきました。
私が韓国で生活していく上でそれは今でもよく感じています。

今の生活に疲れたらぜひ旅に出てください。
私は留学を強くお勧めします。
各国の文化の違いについて笑いあい、お互いの言語を教えあい、
しかもそれを1つの共通語で話すわけで、自分の中の世界観がぐんと広がります。

私は今後、韓国での日本語教師を目指し、
将来的には日韓通訳者を目指していく予定です。

大学を卒業してやっと勉強の大事さに気づいた私が、
今学生である皆さんに伝えたいこと・・・
「今勉強していることはそのまますべて自分の財産になる」ということです。
多くの事を学び、様々な経験を積んでぜひ素敵な女性になってください。
私もこれから頑張っていきます!

HP担当者 | 学生は、こんなことも | 09:17

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