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Creative Education Program
〜次世代に求められる英語教員の育成〜
[授業名]学校臨床教育フィールドワークI・II・III、クリエイティブ教育研究I・II、クリエイティブ教育演習I・II、英文法I・II、英語表現研究G(映画)
次世代の英語教員は、自分の専門科目を教えるだけではなく、「もう一つの得意分野」を持った人材が求められています。現場に強い教師を養成することを目的に、学校臨床教育フィールドワークの授業では4年生の教育実習からではなく、1年生から実際に小学校や中学校などの学校現場に出向き、子どもとふれあい教育の素晴らしさやむずかしさを体感します。また、映画、音楽等を題材に会話表現等を学ぶ英語表現研究や英語翻訳研究の授業を通して、英語を「教科」として学ぶのではなく幅広い視点から英語を使って「表現する」ことを学びます。
マスメディアを体験的に学ぶ
[授業名]表現学入門A(マスコミ)、マスメディア表現研究B(新聞出版)、マスメディア表現研究D(広告・マーケティング)、マスメディア表現研究A(テレビ・ラジオ)、マスメディア表現研究C(映画・写真)、マスメディアフィールドワーク
マスメディア表現分野では、表現学入門・マスメディア表現研究等の授業を通し、マスメディアの考察、映像・活字表現の基礎、そして最新のメディアを使いこなすいわゆる"メディアリテラシー"の習得を目指します。また、放送局(テレビ・ラジオ)、番組制作プロダクション、新聞社、出版社といった代表的なマスメディアの数社を訪問し、電波と文字それぞれの製作過程を学びます。また、実際に制作に携わるスタッフやキャストから話を聞き、ノート、カメラ、録音機など受講者それぞれの方法で、リポートをまとめます。
舞台制作から演劇まで実践する
[授業名]芸能研究A・B、パフォーマンス研究A、パフォーマンス研究B、シアターマネージメント、舞台制作演習 Ⅰ・Ⅱ、サウンド表現研究A(作曲)、サウンド表現研究B(演奏)、サウンド表現研究C(実践)、ミュージックセラピー
パフォーミングアーツ分野では表現学入門(演劇)等の授業を通して、演劇・映画・テレビドラマなど、人によって演じられるあらゆる事柄からドラマを成り立たせる戯曲・演技・演出の基本を学びます。また舞台制作演習の授業では、戯曲を読み、実際に演技を行い、舞台装置・音響・証明技術の専門知識を習得することで、言語表現・身体表現の方法、戯曲と演技・演出の関係を学びます。その他、日本の伝統芸能の公演を実際に鑑賞する授業や西洋の演劇作品を読む授業など、実習・体験型の授業により各自の表現能力を高めていきます。
デザインを学ぶ
[授業名]ビジュアル表現研究A(デザイン)、ビジュアル表現研究B(色彩)、ビジュアル表現研究C(動画)、デザイン表現研究A(製図)、デザイン表現研究B(環境)
クリエイティブデザイン分野では、さまざまな素材やコンピュータ、デジタル機器を使用し、幅広くデザイン表現の可能性を探ります。デザインは、日常生活のあらゆるところに存在しています。表現演習の授業では、身近な空間やモノに関わるデザインを様々な側面から考えていきます。例えば、モノを切るための道具の種類を調査し、そのデザインの問題点や特徴を学びます。そして、切るための新しい道具を考え、実際にデザインしていきます。
- この学科に入って「よかった」と思うことを教えてください。
- 「舞台制作演習」の授業を通して、演劇に出会えたことです。1年生から4年生までが力を合わせて一つの舞台を作り上げていくのがとにかく楽しいです。役者だけではなく、裏方もしっかり学べ、講演後の達成感は他学科では味わえないと思います。舞台で出会った先輩、後輩との絆はもちろん、大学生活でこんなに一生懸命になれるものに出会えて本当によかったと思います。(表現学科2年 K.Uさん)
- この学科に入って「よかった」と思うことを教えてください。
- 私は1年生の頃から発音の授業やイギリス文学の授業を受けてきました。英語は高校時代と違い、文法のことだけではなく詩や音楽、翻訳など様々な種類がありこれが表現力につながると感じました。また表現学科のイギリス研修に参加し、イギリスの名所を歩いて回ったことで、文学への関心は以前よりも強くなりました。(表現学科3年 N.Iさん)
- 好きな科目・学びを教えてください。
- 科目名「マスメディア表現研究A」
歴史上の事件やメディアのあり方などに関するビデオを見ながら学習する授業で、普段新聞やテレビのニュースを見なかった自分に、社会の変化に興味をもたせてくれる第一歩となりました。(表現学科2年 A.Nさん) - 好きな科目・学びを教えてください。
- 科目名「児童英語フィールドワーク」
児童英語免許取得のための必修科目で、実際に小学校で英語の授業を行いました。指導案作成から始まり、教材作り、授業の練習、そして実際に小学校で授業を行い、現場を体験することで、講義では学べないものをたくさん得ることができました。大変だけどまた授業したいとやみつきになってしまう程楽しかったです。
(表現学科3年 Y.Tさん)