福岡女学院大学 トップページ > 施設情報 > 英語教育研究センター
英語教育研究センターは、英語教育を専門とするスタッフのもとで、指導法についての研究が重ねられています。
「先進的な英語教育」への取り組み
CALL/コンピュータを使った英語教育
本学にはCALL(Computer Assisted Language Learning)教室(2室)とLL(Language Laboratory)教室(1室)があり、英語の授業で使われています。CALL教室には自習用ソフト(ALC NetAcademy)が保存されているので、自主学習の場としても活用されています。
児童英語教育プログラム(人文学部)
人文学部の「児童英語教育指導員養成コース」を支援しています。具体的には、地域の小学校と連携して英語を教える「フィールドワーク」科目の調整を行っています。毎年、多くの学生が小学校で英語を教えています。
大学共通英語プログラム(大学)
本学には各学科が提供する英語科目と、英語教育研究センターが提供する「大学共通英語プログラム」があります。センターは「First-year English」(必修)を始めとして、多くの選択科目を提供しています。両科目とも習熟度別クラスを設定し、受講者が無理なく英語学習に取り組める環境を築いています。
「First-year English」(1年生必修科目)
各学科5つ(英語学科は2つ)の習熟度別クラスに分かれており、60分週2回、11週の授業を通して、基本的なコミュニケーション能力を養います。受講者は1年間に4クラス履修することになります。講師は英語教育を専門とするセンター専任の教師が担当します。
科目名 | 単位 | 習熟度クラス | 授業時間 | 受講人数 |
---|---|---|---|---|
First-year English AⅠ(前期) | 2 | ア・イ・ウ・エ・オ | 月1・木4 | 約20~25名 |
First-year English BⅠ(前期) | 2 | ア・イ・ウ・エ・オ | 火5・金2 | 約20~25名 |
First-year English A Ⅱ(後期) | 2 | ア・イ・ウ・エ・オ | 月1・木4 | 約20~25名 |
First-year English B Ⅱ(後期) | 2 | ア・イ・ウ・エ・オ | 火5・金2 | 約20~25名 |
選択科目
選択科目の授業は90分週1回15週で行われます。「Academic Reading」科目を除いて各科目習熟度クラスに分かれており、受講者はそれぞれのニーズに応じて、1科目につき最大4回までリピート受講が可能です。習熟度に応じたクラスで受講ができるため、英語が苦手な受講者も取り組みやすくなっています。
選択科目名 | 履修学年 | 開講期 | 授業時間 | 習熟度別クラス数 | 定員 |
---|---|---|---|---|---|
Test Preparation | 1年次以上 | 前・後期 | 金曜1限目 | 4クラス | 各40名 |
金曜2限目 | |||||
Speaking Skills | 2年次以上 | 前・後期 | 火曜1限目 | 6クラス | 各20名 |
Reading Skills | 2年次以上 | 前・後期 | 火曜2限目 | 5クラス | 各25名 |
Listening Skills | 2年次以上 | 前期 | 金曜1限目 | 3クラス | 各20~50名 |
Writing Skills | 2年次以上 | 後期 | 金曜1限目 | 3クラス | 各30名 |
Academic Reading | 3年次以上 | 前・後期 | 金曜2限目 | 1クラス | 30名 |
過去5年の選択科目履修者数の推移
※2006年はプログラム初年度により、「Academic Reading」は2007年度より開講しています。また、同科目は2010年度まで習熟度別クラスは2クラス設定されています。
●共通英語「選択科目」履修者の推移
過去の指定事業
英語教育改善のための調査研究事業
[2009年]
2009年に本学中学校・高等学校が「英語教育改善のための調査研究事業」指定校に指定されました。研究テーマは、「自律した英語学習者を育てる中高一貫英語教育プログラムの開発-自己システムと4技能を有機的に結合した英語総合力の育成-」です。学習者のモチベーションと英語能力の育成を統合する研究を行いました。
SELHi(セルハイ)事業
[第I期2003年〜2006年]
2003年度に本学中学校・高等学校が「スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクール」に指定されました。これは先進的な英語教育を実施している高校を全国から100校選定し、3年間研究を行う事業です。本校は、読解能力の育成を中心に研究を行いました。
[第II期2006年〜2009年]
第I期の研究成果が認められ、継続してSELHi校に指定されました。(1)リーディング指導法を応用した総合力の育成、(2)コミュニカティブな指導法の開発、(3)カリキュラム・マネージメントについて研究が行われます。
小学校英語活動地域サポート事業
[2006年〜2007年]
2005年に本学の「小学校英語活動指導力育成プログラム」が指定されました。これは福岡市教育委員会と連携して、小学校の英語活動を支援するプログラムです。本学人文学部の「児童英語教育プログラム」の実績が評価されました。
<小学校英語活動指導力育成プログラム>
- 「福岡市英会話活動指導の手引き」配布・普及
- ゲストティーチャー支援事業
- 公開講演会
- 公開校内研修会
- 夏期特別講座
- 小中英語教育連絡協議会
- Newsletterの発行
お問い合わせ
小学校英語(児童英語)、イベント等に関するお問い合わせは英語教育研究センター(CSELT)へお寄せください。
福岡女学院大学英語教育研究センター
〒811-1313 福岡市南区曰佐3丁目42-1
TEL:092-581-1492(代)
FAX :092-575-4456