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施設情報 人文学研究所

人文学研究所は、キリスト教精神に基づき、教育の現場や一般社会に還元できる人文学研究の成果をあげることを目的として、1997年に創られました。国際化がますます進む中で、一つの視野に片寄ることなく、各ジャンルをつなぐダイナミクスをそれぞれの学問分野で明らかにする学問研究を進めています。
比較文学、比較文化、日本文学、日本語学、英語学、英文学、キリスト教文化、中国文化、教育学などの学問分野を取り扱うとともに、国内外の研究者を招いて公開講演会やセミナーを開いています。その成果は紀要『人文学研究』にまとめらています。さらに、1998年から毎年刊行している福岡女学院大学人文学研究所紀要『人文学研究』は2002年で第五輯を迎え、年々学問研究の成果が積み上げられています。

研究活動(職名は当時のものを掲載しています)

○公開講演会

公開講演会 テーマ :世界古典シリーズ【1997~1999】 実施日
講 演 平川祐弘 (本学教授・東京大学名誉教授)
「ダンテの『神曲』- 比較地獄論」
1997年6月28日
講 演 田代慶一郎(本学教授・筑波大学名誉教授)
「謡曲に詩をみとめた人々」
1998年6月6日
講 演 天野文雄(大阪大学教授)
「能をいかに読むか」
講 演 荒木見悟(九州大学名誉教授)
「対話文学としての論語」
1999年5月15日
講 演 平川祐弘 (本学教授・東京大学名誉教授)
「マッテオ・リッチの<天>解釈-西洋人宣教師のみた『論語』」
コメント 岩橋文吉(前本学学長)
「私と『論語』」
公開講演会 テーマ :国際コミュニケーションシリーズ【2000-2001】 実施日
講 演 芳賀徹(京都造形芸術大学学長・東京大学名誉教授)
「異文化理解と翻訳」
2000年6月10日
講 演 平川祐弘 (本学教授・東京大学名誉教授)
「ウエーリーの東洋文化翻訳」
講 演 板倉武子(福岡女学院英語教育センター長・本学人間関係学部教授)
「話せる英語への道」
コメンテーター:細川博文(本学人間関係学部助教授)
マリア・デ・プラダ=ヴィセンテ(本学講師)
2001年5月26日
講 演 平川祐弘 (本学教授・東京大学名誉教授)
「英語は標準語?日本語は地方語?
-地球化時代に言語的独立は可能か-」

○学術・学際研究会、シンポジウム

シンポジウム 「世界の中の日本文学」 実施日
講 演 日本比較文学会九州大会共催
特別講演 :ムルハーン千栄子(前本学教授)
「ジェンダースタディ-比較文化的視点から-」
1998年7月4日
講 演 平川祐弘 (本学教授・東京大学名誉教授)
「アーサー・ウェーリーの源氏物語」
1998年10月24日
講 演 田代慶一郎(本学教授・筑波大学名誉教授)
「ドナルド・キーンと能」
講演と
ワークショップ
「Kid's English Seminar -児童英語指導員養成セミナー」 実施日
講 演 マリア・デ・プラダ=ヴィセンテ(本学講師)
「ヨーロッパにおける英語教育」
第1回 :
1998年10月17日
ワークショップ 上村忠実(本学専任講師)
講 演 石丸暁子(本学教授)
「国際理解教育について」
第2回 :
1998年11月21日
講 演 板倉武子(本学教授)
「児童英語教育法について」
ワークショップ 上村忠実(本学専任講師)
講 演 樋口忠彦(近畿大学教授・日本児童英語教育学会前会長)
「小学校からの英語教育を考える」
コメンテーター:飯田武郎(久留米大学教授)
池 健(福岡市当仁中学校校長)
マリア・デ・プラダ=ヴィセンテ(本学講師)
第3回 :
1999年10月16日
講 演 行広泰三(聖心女子大学教授・日本児童英語教育学会会長)
「小学校での英語教育の展望」
第4回 :
2000年10月21日
報 告 川口浩(福岡県小郡市東野小学校校長)ほか担当教諭

刊行物

『人文学研究』 (別添1編集規程・別添2和英目次)

  • 1998年3月:第1輯
  • 1999年3月:第2輯
  • 2000年3月:第3輯
  • 2001年3月:第4輯
  • 2002年3月:第5輯