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2008年10月 アーカイブ

2008年10月09日

日野教授のロンドンレポート Part2

バッキンガム宮殿の衛兵

ロンドンに着いて4日目の9月11日、国際交流課の斉藤さんと二人で市内観光をしました。日本人向けのツアーもありましたが、みんな高いし、せかされてじっくり観光することもできません。そこで思い切って、二人で自由に観光することにしました。

地下鉄とバスが一日乗り放題の切符が何と6.8ポンド。これは、どのガイドブックにも書いていない耳寄りな情報です。ロンドンに行く機会があったら是非利用してください。

あいにくの小雨でしたが、まあロンドンではしかたがありません。まずは、ラッセルスズクエアー駅で一日パスを買いました。そこから、地下鉄ピカデリー線でグリーンパーク駅まで行き、グリーンパーク公園を通ってバッキンガム宮殿まで歩く予定でした。ところが、ラッセルズスクエアで斉藤さんが電車に乗ったあと私がのんびり乗り込もうとしたら、ドアが無情にもしまってしまい、二人は早くも離れ離れに。とっさのジェスチャーで「降りて待っていてくれ」と伝えました。

日本だったら車掌が来て、ドアをもう一度開けてくれるでしょう。しかし、ここはやはり外国です。グリーンパーク駅まで行く予定だったので、たぶん駅の出口の改札口で待っていてくれるだろうと思い、電車を降りて出口に行きましたが、斉藤さんがいません。これはもう、一人ひとり別々に観光するしかないと覚悟を決めながらも改札口を出て待っていると、しばらくして斉藤さんが出てきました。次の駅で気をきかせて降りてくれて、私より後になったのだそうです。ともかくも再会を喜び合い、駅の外に出ました。

地下鉄を出ると、もう右も左もわかりません。傘を売っている人に「バッキンガム宮殿はどこですか」と聞くと、「Through the ガイト」と言われました。一瞬何のことかと戸惑いましたが、道の向こうにゲートがあって、ガイトはゲイトだとわかりました。イギリス英語では、すべての[ai]が[ei]になることが体でわかりましたよ。

まずはバッキンガム宮殿へ。しかし、あいにくの雨でパレードは中止。今日は踏んだりけったりです。しかたなく、トラファルガー広場の方に歩いてゆくと、途中でバッキンガム宮殿の守衛さんが二人、門から出てきて足踏み行進をして出てくるところに会いました。運が向いてきました。二人がもとの場所に戻ったところで、守衛さんに話しかけました。しかし、まったく反応がありません。観光客と話してはいけないのだそうです。しかたなく、横に立って写真を取りました(写真)。

トラファルガー広場では馬に乗った警官と写真を撮りました(写真)。とてもフレンドリーでしたよ。その後、ビッグベンが勇壮にそびえる国会議事堂に来ましたが、下調べをしていなかったので、そこをウェストミンスター寺院だと思い込み、守衛さんに聞きました。そのときの会話です。

馬に乗った警官

 日野: Is this a Westminster Abbey?

 守衛: No.

 日野: Is this a Big Ben?

 守衛: Yes.

 日野: Where is the Westminster Abbey?

 守衛: Behind you.

なんと簡潔で無駄のない会話でしょう。

ウェストミンスター寺院(世界遺産)に入るには12ポンドかかりましたが、日本語によるテープは無料で貸してくれました。高い天井にはこの世のものとは思えないほどの装飾が施されていました。お勧めスポットの一つです。ウェストミンスター寺院でも司祭さんと写真を撮りました(写真)。みんなフレンドリーで、すぐに写真に応じてくれましたよ。

ウェストミンスター寺院

その後、テームズ川にかかるウェストミンスター橋を渡って、タイ式ヌードルの店で昼食を取り、今度はバスでピカデリースクエアへ。安い雑貨品の店がたくさん並んでいましたが何も買わず。さらにピカデリーサーカスから地下鉄に乗って、ブランド品の揃うデパート「ハロッズ」へ。チョコレートのお土産を買って帰りました。

自分の足で観光する楽しさ。でも、ちょっぴり怖さも体験しました。みなさんは、観光バスツアーと自由旅行のどちらを選びますか。

2008年10月7日

航空会社 JALグランドサービス九州

JALグランドサービス九州

JALグランドサービス九州・運送サービス部・旅客課で8月25日から9月22日まで約1ヶ月間、インターンシップに参加しました。

主な業務内容は、到着したお客様の手荷物引渡し、アナウンス、お客様の誘導などです。お客様からお預かりした手荷物は、お客様同様とても大切なものです。手荷物の引き取り間違いなどが発生しないように、手荷物引換証の番号をお客様自身でご確認していただくようにお声掛けをしました。館内放送で、ご案内をすることもありました。また、到着ロビーのバックヤードでは、手荷物や機内持込制限品の個数があっているかなどを確認してからターンテーブルを回す重要な作業をしました。業務を一通り教わり、一人で業務を任されることもありました。

社員の方は皆さん親切で、実際に航空業界で働いている方の生の声をたくさん聞ける日々でした。また、お客様が降りられた後、飛行機機内の見学もさせてもらい、CAの方とお話する機会もありました。普段は、立ち入ることのできない場所で業務して、飛行機1機を飛ばすために、多くの方々が見えないところで飛行機に携わっていることを知りました

幼少の頃からの憧れだった航空業界で、インターン生として学ぶことができました。今まではCAやGSなど、目に見える職種だけに憧れていましたが、知らなかった職種を知ることができ、様々な職種に興味を持つことができました。これから始まる就職活動や、社会人になるためにこの経験を活かしたいと思います。(井ノ口さん)

福岡空港でのインターンシップ

2008年10月10日

世界遺産研修(ヨーロッパ) 参加学生の体験記 Part2

世界遺産 ヴィース教会とグランプラス

大学生活最後の夏休み、学生時代にしか出来ないことをしてみたいという思いから、世界遺産研修に参加することを決めました。

この研修は、鉄道を利用するという点や、事前授業に参加するという点で個人旅行とは異なる魅力がありました。5月から出発までの間、私たちは事前授業でヨーロッパの文化や歴史について研究・発表をしました。この事前授業があったからこそ、今回の旅はたいへん濃いものとなったといえます。例えば、オランダのハーグにあるマウリッツ・ハイス美術館。私は以前、ここに展示されているフェルメールの絵のことをほとんど知りませんでした。しかし、事前授業で彼の絵について学んだことで、実際に見た時の感動がより大きいものとなりました。絵を見る視点も変わり、研修ならではの楽しみ方が出来たと感じています。

また、私が最も感動したものはヨーロッパの街並みです。以前から日本の古い街並みが好きだったのですが、ヨーロッパの街並みは日本とはまた違い、新鮮な美しさを持っていました。ドイツのハイデルベルクでは、『哲学者の道』から、街とハイデルベルク城を見渡すことが出来ました。そこでは教会の鐘の音が鳴り響き、映画の世界にとけこんだような体験をすることが出来ました。

この研修に参加して、私自身の考え方も大きく変わりました。広い世界に出てみることで、普段の悩みがたいへんちっぽけなものに思えてきたのです。今ここに、何でも出来そうな気分になっている自分がいます。

以前の私にとって、海外を自力で旅行することは「怖いこと」であり、「勇気のいること」でした。英語が喋れて行動力のある人でないと、そんなことは出来ないと思っていたのです。先生や仲間がいなかったら、以前の勇気のなかった私は海外には行っていないでしょう。

しかし、実際に旅をしてみると、「やってみれば意外とやれるものだ!」と思わされることばかりでした。英語があまり得意でない私もお店で注文を頼むことが出来ました。自由な時間にひとりで街を歩いて、買い物することも出来ました。これが自分の中で自信に繋がったのです。

そうして旅で学びとったことは、これまで私に足りなかった勇気行動力です。私はこれまで、やりたいことがあっても「難しそうだからやめておこう」と考えてしまうことが多々ありました。その私が、やりたいことは勇気を出してやってみようと思えるようになったのです。私は今、この研修が自分の人生を変えるきっかけになるであろうと確信しています。そして、この研修で学んだことを社会人として生きる上で活かしていきたいと思っています。(西元さん)

オランダ ベルギー

2008年10月16日

岡垣町で公開講演会を実施しました

コーディネーターの浮田准教授 吉田教授による講演

2008年10月11日(土)、現代文化学科岡垣町プロジェクトの一環として、岡垣町サンリーアイにて公開講演会を実施しました。人文学部吉田修作教授(文学博士)による基調講演や、浮田英彦准教授の司会によるシンポジウムをおこないました。予想を上回る大勢の方に来場していただき、活気に満ちたイベントとなりました。ご協力いただいた岡垣町および住民の皆様には心より感謝申し上げます。

  岡垣町の樋高町長 満員の会場

文学研修(カナダ) 参加学生の体験記

「赤毛のアン」の舞台を訪問

私は、9月3日から9月10日までカナダのプリンスエドワード島へホームステイに行ってきました。ここの島は、「赤毛のアン」の舞台に場所なった場所です。プリンスエドワード島はゆっくりと時間が流れ、バスの運転手や通りすがりの人たちが声を掛けてくれたり手を振ってくれたりと島民はフレンドリー人たちばかりでした。

この研修の魅力は、「赤毛のアン」の縁の地を巡るツアーとホームステイをして異文化体験が出来ること、そしてプリンスエドワード島唯一の大学を見学出来ることです。

「赤毛のアンツアー」では、アンの家や灯台などを見に行ったりしました。どれもとても美しく「きれい」と「可愛い」一言しか出ませんでした。アンの家の周りには、美しい緑が広がっていて、野生のリスが私たちの横を横切った時にはみんな大騒ぎでした。そして、「赤毛のアン」の作者であるモンゴメリーの生まれた家を見た時には「ここからアンは始まったんだ」と思いました。ツアーのお昼にはロブスターが付いていて、私たちはカニを食べる時のように黙々とロブスターを必死に食べました。

ホームステイでは、カナダの家庭料理やメルヘンチックな部屋での生活を楽しむことが出来ました。いろんな点で日本との違いを感じ、日本人も収納の仕方などは学ばなければならないと思い、逆に彼らの日常生活を実際で体験してみて、日本の良さを再認識したりもしました。そして、自分の英語力の無さを実感し、もっと勉強しなければならないと痛感しました。また、カナダのスーパーに行って感激したのが日本のお寿司のコーナーがあったことです。日本文化が浸透していることに嬉しく思いました。

島唯一の大学を見学し、キャンパスの大きさに驚きました。世界各国から学生が集まり、国際豊かでした。勉強室もたくさんあり、アイスホッケーの練習場やジムなど無いものがないほど何もかもが揃って、羨ましく思いました。学生たちはみんな楽しそうでした。

私は今回、初めての海外旅行とホームステイを体験しました。何もかもが不安でしたが何も心配はいりませんでした。むしろ研修期間が短いと思ったほどでした。みんなフレンドリーでのんびりしていて、すべてが美しいのでとても癒されました。この研修に行く機会を与えてくださった先生や両親にとてもありがたく思っています。本当に短い旅でしたがとても充実したものでした。(山田さん)

カナダでの文化交流

2008年10月20日

日野資成教授のアメリカ留学レポート Part6

写真1

2007年6月、カリフォルニアワインで有名なナパに行きました。私たちの住んでいたスタンフォードからは、車で約3時間くらいです。まっすぐ北に伸びる19号線に入ると、見渡す限りのブドウ畑が広がってきました(写真1)。途中で車を止めて、ブドウを食べようとしましたが(写真2)、すっぱそうなのでやめました。食べるブドウよりも少し小さいですね。

写真2

数多いワイナリーのうち、最も大きくて有名なドメインシャンドンにまず寄って、ワイナリー見学をしました(写真3)。ワインの樽がたくさんありますね。続いて、サッツイに寄りました。サッツイでは、さまざまな種類のワインを次から次へとただで試飲させてくれて、妻はもうほろ酔い気分。私はお酒が飲めないので、香りだけかぎました。そこで、帰りは私が運転することに。高速道路はもう、はらはらどきどきでしたよ。

観光案内所でもらった「ワインの里 ナパ・ソノマ」というパンフレットには、ワインについて次のような宣伝文があります。

ビールやお酒のみの人、さらにお酒を飲まない人と比べても、ワインを飲む人は健康的な生活をしています。ワインを飲む人は、よく運動し、喫煙はあまりせず、果物、野菜、サラダを多く取り、高い教育を受け、高い社会的経済的地位にあり、脂肪分をあまり取らず(肉をあまり取らず)、繊維質を多く取り、コレステロール値は正常で、アルコール分をあまり多く取らない傾向にあります。ワインを飲む人はまた、順応性があり、神経症や憂鬱症にもなりにくく、高い知能指数を持つ傾向にあります。

統計的根拠にもとづいているとは思うのですが、よくもまあここまで言い切れるものだと感心してしまいました。そういえば、今回ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんも、大のワイン好きですね。

写真3

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