受験生へのメッセージ③:EAGLとは?

EAGLというのは学科の英語名称で、正式には'English As a Global Language'といいます。直訳すると「世界語としての英語学科」という意味になります。日本語としては据わりが悪いので英語学科と呼んでいますが、皆さんEAGLという名称を使っています。

EAGLという名前には特別な意味が込められています。本学科は他大学の英語・英文学科とは異なる視点から英語教育を考えているのです。多くの大学が英米文学や英語学を中心にカリキュラムを構成しているのに対し、本学科は世界語としての英語の地位に注目し、コミュニケーション能力を高めるプログラムを開発しました。

その結果がスキル・体験(内外留学)・専門という3つの柱です。特に最初の2年間はスキルプログラムが充実しており、スキル科目は英語で授業を行います。また、教師と学生のemailのやりとりも英語です。つまり「英語は使って学ぶ」'Learn English by using it' の発想です。2年次から海外留学プログラムが始まり、毎年約半数の学生が提携校に留学(費用は別途必要)しています。

英語で専門を学ぶためには、高度な英語力と英語圏の文化や社会に関する背景知識が必要です。入学時からこのような能力を持ち合わせていれば別ですが、ほとんどの高校生は基本的な英語力しか持っていません。これは中学高校での英語教育環境を考えると仕方のない話です。スキルプログラムの充実はこのような現状から生まれました。 

本学科には、文学・英語学・政治学・英語教育・児童英語などを専門とするスタッフがいます。最終的にはこうした分野を専門的に学び、成果を英語の小論文にまとめます。論文は各ゼミごとにジャーナルとして印刷され公開されます。4技能の育成と専門知識の習得、これがEAGLの教育です。他大学のプログラムとぜひ比較してみてください。 

HP担当者 | 受験生の皆様へ | 10:10

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