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よくある質問 受験生の皆様へ


  Q   英語学科はいつ開設されたのですか。
  A   2003年に開設されました。2007年の春に初めて卒業生を送り出した新しい学科です。
       
  Q   英語学科の定員は何名ですか。
  A   40名です。
       
  Q   どのあたりから学生が来ていますか。
  A   福岡県を中心に九州一円から集まっています。関西・関東出身の学生も若干います。
       
  Q   学生にバラエティーがありますか。
  A   スペインからの留学生や社会人入学者もいます。いろいろなものの考えに接することができ有益です。
       
  Q   英語学科はどんな雰囲気ですか。
  A   将来英語を使って仕事に就きたい学生が集まっていて、とても活気があります。年に一度はスポーツ大会(希望者)もあり、和気藹々とした雰囲気です。
       
  Q   英語学科の授業はどんな雰囲気ですか。
  A   英語の授業は小さな教室で行われるため、学生と教員の距離が近く、発言しやすい雰囲気です。
       
  Q   大学の授業は何時から始まるのですか。
  A   9時15分から1時限目が始まります。1時限目と2時限目の間にチャペルの時間があります。午後は、3時限目から5時限目まであります。授業は1時限目から4時限目が中心ですが、教職などの資格科目は5時限目(5時5分から6時35分)に開講されることがあります。
       
  Q   交通の便は大丈夫ですか。
  A   授業に連動するようにバス(西鉄)がありますから、5時限目の授業をとっても心配はいりません。
 
  Q   英語の授業は英語で行うのですか。
  A   1・2年生の授業は、スキル科目(Speaking, Listening, Reading, Writing)が中心です。スキル科目は、ほぼ100%英語で授業を行います。分かりやすい英語なので、授業について行けないということはありません。
       
  Q   専門の英語の授業も英語で行うのですか。
  A   専門性や受講者の理解を考えて、授業担当者が英語と日本語の両方で授業を行います。初めは難しく感じても、そのうち専門分野の授業も英語で理解できるようになります。
       
  Q   授業以外でも英語を使うのですか。
  A   できる限り英語を使います。入学式後の学科オリエンテーションは、英語で行います。ちょっとしたカルチャーショックが味わえます。
       
  Q   授業時間は何分ですか。
  A   多くの授業は90分週1回ですが、中には60分週2回11週の授業(First-year English)もあります。
  Q   1クラスの人数は何人ですか。
  A   1・2年生のスキル科目は、2クラスに分けて授業を行います。従って、1クラスの人数は20名前後です。専門科目は選択科目が多いため、5名以下の小さなクラスもあり、担当教員から丁寧な指導を受けることができます。
 
  Q   英語力はどの程度伸びますか。
  A   卒業までの到達目標の1つが、TOEIC®(Test of English for International Communication)で730点以上を獲得することです。1年生のTOEIC® IPテストの平均点は450点程度ですが、毎年100点近く平均点が伸びています。成績優秀者は800点以上、中には満点の990点をとる学生もいます。
       
  Q   TOEIC®テストを学科で受けられるのですか。
  A   はい、毎年7月にTOEIC® IPテストを実施します。卒業するまでの4年間の英語力の伸びを測ります。
       
  Q   英語力を伸ばすためにアドバイスはしてもらえるのでしょうか。
  A   1年生の時からStudy Adviserがつきます。英語学習だけでなく、大学生活全般について学生の相談にのります。


  Q   留学制度は何年生から利用できるのですか。
  A   2年生以上が履修できます。科目名は「Study Abroad Program(S.A.P.)」といいます。
       
  Q   留学期間を教えてください。
  A   1学期間(約4ヶ月)の留学と2学期間(約8ヶ月)の留学があり、1学期間で16単位、2学期間で32単位が修得できます。従って、留学プログラムを履修しても4年で卒業ができます。
       
  Q   どこに留学できるのですか。
  A   Canada: St. Mary's University
USA: Central Washington University, Randolph College
New Zealand: University of Auckland
Australia: Monash University
UK: University of Reading, University of Essex
       
  Q   提携先はどんな大学ですか。
  A   Randolph College(私立)を除いて、全て州立・国立の大学です。どの大学も学術レベルが高く学習環境が整った大学です。
       
  Q   何人くらいの学生が留学しますか。
  A   学年によって異なりますが、だいたい半数の学生(約20名)が留学します。
       
  Q   誰でも留学できるのですか。
  A   Randolph Collegeでは、学部に所属してアメリカの学生と同じように勉強します。入学の許可にTOEFL®(Test of English as a Foreign Language)PBTで500点が必要です。その他の大学は、大学付属の語学学校に留学するので、語学力の基準は設けられていません。ただし、学科内部の審査でGPA(成績平均点)が2以上が必要です。
       
  Q   留学経験がないので不安ですが、アドバイスは頂けますか。
  A   留学経験がなくても心配はいりません。毎学期、留学オリエンテーションを開きます。そこで、留学に関する詳しい説明を行います。
       
  Q   留学費用はどのくらいかかりますか。
  A   留学先によりますが、1学期の留学で75万円程度(留学先により異なる)かかります。ただし、これには留学先大学の授業料・生活費・宿泊費が入っています。渡航費・小遣いは含まれていません。
       
  Q   留学中の福岡女学院大学への授業料はどうなりますか。
  A   一般的に留学する場合は、所属大学への授業料に加えて留学先大学の授業料が必要になります。本学科では財政支援のため、1学期分の本学授業料(36万2500円)が奨学金として免除されます。
 
  Q   専門分野はどのようなことを学べるのですか。
  A   国際関係・英語教育・英語学の3分野があります。
       
  Q   専門分野はどのようにして学べるのですか。
  A   3・4年次の演習科目(Junior Seminar, Senior Seminar)で3分野の中から1つを選択します。この他にも、選択科目として関連する科目が開講されています。
       
  Q   国際関係分野ではどのようなことを学ぶのですか。
  A   英語文献を通して、政治・経済・国際関係などの基礎知識を学びます。将来、企業・NPO・国際機関などへ就職を考えている学生に有益です。
       
  Q   英語教育分野ではどのようなことを学ぶのですか。
  A   中学・高校の教師を目指している学生に有益です。教職課程の履修以外に教育に関する選択科目を履修することで、英語能力・英語教授力が育ちます。
       
  Q   英語学分野ではどのようなことを学ぶのですか。
  A   英語学では意味論や文体論などについて学習します。ことばに関心がある学生や大学院進学を考えている学生に有益です。
       
  Q   研究成果はどのようにまとめるのですか。
  A   アドバイザーの指導のもとに卒業レポート(Senior thesis)をまとめます。最終的には、英語論文集として冊子にまとめます。アドバイザーの指導のもとに卒業レポート(Senior thesis)をまとめます。最終的には、英語論文集として冊子にまとめます。


  Q   就職状況はどうですか。
  A   2007年3月に卒業した学生の就職内定率は88.2%(就職希望者34名中30名内定)で、高い就職率となりました。初めての卒業生でしたが、金融・貿易・航空関係で多くの内定者がでました。
       
  Q   英語学科の学生の就職に対する意識はどうですか。
  A   就職課による支援体制も整っており、学生は熱心に就職活動に取り組んでいます。高い就職率(88.2%)がその表れです。
 
  Q   従来の入試形態と比べて、来年度は変更がありますか。
  A   特に大きな変更はありません。詳しくは「2008年度入学試験要項」をご覧下さい。資料の請求は、入試広報課にご連絡下さい。
       
  Q   いろいろな入試がありますが、それぞれ何か目的みたいなものがありますか。
  A   特別推薦入試・コミュニケーション入試・一般入試(前期・後期)・センター試験利用入試があります。(1) 特別推薦入試は、指定校の校長先生による推薦が必要です。高校での学業成績が優秀で、なおかつ基本的な英語コミュニケーション能力がある方が対象です。(2) コミュニケーション入試は、英語運用能力が高く英語によるコミュニケーションが得意な方に適した入試です。(3) 一般入試は、英語の総合力があり、特に筆記試験が得意な方に適した入試です。(4) センター試験利用入試は、国公立大学の他に私学も視野に入れて準備をしている方に適した入試です。それぞれ求められる能力が異なりますので、自分に合った受験方法を選んで下さい。
       
  Q   特別推薦入試の応募基準は何ですか。
  A   学業成績が優秀(全体の評定平均値3.5以上、英語3.8以上)で、勉学・生活態度が真面目で、確実に入学する意志があることが条件です。指定校による推薦なので、在学している高校が指定されているかどうかについては、入試広報課に尋ねて下さい。
       
  Q   特別推薦入試はどのように行われるのですか。
  A   30分間の個人面接を英語で行います。自己紹介、志望動機に関する質問、英語課題文に関する質問があります。英検2級程度の英語運用能力が必要です。
       
  Q   コミュニケーション入試はどのように行われるのですか。
  A   年4回実施されます。試験は午前と午後1日かけて行います。内容は、英語面接(30分)、小論文(90分)、英語面接(40分)から成ります。詳しくは「2008年度入学試験要項」をご覧下さい。
       
  Q   一般入試について変更点はありますか。
  A   特に大きな変更点はありません。前期試験(多肢選択式)は、リスニング・リーディング・ライティングの3技能を評価します。問題数が多いので、早く読んで理解できる能力が必要です。後期試験は60分の「記述式英語試験」(150点)と30分の「英語・日本語面接」(50点)です。リスニング問題はありません。
       
  Q   センター試験利用入試について変更点はありますか。
  A   特に変更点はありません。国語(200点)と英語(250点)(リスニング50点を含む)の成績で判断します。
       
  Q   リスニングテストに対するアドバイスはありますか。
  A   テレビやラジオの英会話でいいので、毎日英語を聴いて下さい。そして何が話されているか、話の流れをつかむ練習をして下さい。また、会話を暗記したり、リピート練習したりすると、英語面接にも役立ちます。
       
  Q   試験を複数受ける受験者はいますか。
  A   次第に増えています。特に、「一般入試」と「センター試験利用入試」の併願者が多くなっています。

投稿者: HP担当者 日時: 2007.08.03 Friday 6:01 PM

受験生へのメッセージ①:どこで学ぶ?

大学で英語を専攻する皆さんへの質問:「何のために英語を勉強するのですか」

この問いに対する答えは様々でしょう。英語を勉強するのが好きだから。英語圏の文化や政治に興味があるから。英語が使えると世界の人々と交流することができるから。... 

英語をなぜ学ぶのかというのはそれぞれ個人が決めることで、それがどんな理由であるにせよ尊重されなければなりません。しかし、人生で最も貴重な4年間、莫大な投資をして学ぶとなれば上の問いは単なる質問に終わりません。「自分の目的」と「大学の教育」がマッチしなければ時間的にも金銭的にも大きな損失となるのです。 それでは大学の教育を知るためには、何を調べればよいのでしょうか。志望大学の次の点を検証してください。

  1. カリキュラム(4年間のコースワーク)
  2. 授業内容(大学が提供するシラバス参照)
  3. 教育環境(学科が作る雰囲気)
  4. 教授陣(学科を構成する教員)
  5. 学生の声(生の声)
  6. 授業料(4年間の総経費)
第1点目のカリキュラムは教育の設計図で、それぞれの大学が目的を持って作成しています。個々の科目を追うと全体像がつかみにくいので、大きな枠組みを理解してください。例えば、本学科ではスキル・実践(内外留学)・専門の3つの柱を置いて、らせん的に積み上げています。
 
第2点目の授業内容は、主要科目のシラバス(授業計画)を読んでください。また、それ以外にも関心のある科目のシラバスを読んで、期待していることと同じかどうか確認してください。大学に問い合わせるとシラバスを手に入れることができます。少し面倒ですがお薦めします。
 
第3点目の教育環境は、サポート体制です。カリキュラムの柱に対してどのようなサポートを提供しているのか確認が必要です。コンピュータなどハード面だけでなく、ガイダンスのようなソフト面での支援があるかも大切な要素です。
 
第4点目は教授陣の研究活動や領域です。最終的に専門分野を学ぶ場合、自分の関心に近い教授がいるかどうか重要になってきます。ただし、研究の関心は大学で変わることがあるので、柔軟に対応してください。
 
第5点目は実際に在学生や卒業生の声を聞くことです。オープンキャンパスや説明会に行くと在学生と話しをすることができます。大学の宣伝文句と学生達の生の声を比較して検討してください。
 
最後は4年間の総授業料です。大学は投資の場ですからコストがかかります。「安くて良いもの」はありません。問題は教育の質がコストに見合っているかです。人任せにせずに、財政面も考慮に入れて厳しい目で自分の将来を考えてください。
 
以上のような準備をして大学及び学科を選定してください。「大学の教育」と「自分の目的」が合っているかを知るためにも、「なぜ英語を勉強するのか」真剣に考える必要があるのです。 

投稿者: HP担当者 日時: 2009.01.13 Tuesday 2:58 PM

受験生へのメッセージ②:目標はどこに?

英語を学ぶ者にとってどこに目標を置くかは大切な課題です。どの程度の英語力をつけようとしているのか、いくつかシナリオを考えてみましょう。

  1. ネイティブスピーカーのような能力をつけたい
  2. 仕事で英語が使える能力をつけたい
  3. 外国人とコミュニケーションできる能力をつけたい
第1番目のネイティブ(母語話者)のような能力をつけたいという希望は理解できますが、現実的ではありません。生まれたときからバイリンガル(二言語使用)の環境で育った人はこれが可能です。母語話者というのはことばを自由に使うことができるだけでなく、どの表現が適切でどの表現が不適切かを判断する能力を持っています。英語を非常にうまく使う人でも、母語話者の直感を理解できる人は少なく、語彙数を含めて母語話者と外国語学習者の間には溝が存在します。
 
第3番目の目標もよく耳にします。英語学習者にとって将来外国人と自由にコミュニケーションができる能力を身につけたいというのは切実な願いです。しかし、これは漠然としていて具体的ではありません。何のためにコミュニケーションをするのか、ここが大切な問題です。つまり、能力をつけたいという希望は分かるのですが、能力がついた後で何をするのかという目的が明確でないのです。
 
英語の能力を高めたいという人には2番目のシナリオが現実的でまた理想的です。大学を卒業すると仕事やその他の手段を通して社会と関わっていきます。仕事で英語を使うためにはどのような力をつける必要があるのか、どのような仕事を目指すのか、仕事を通してどのように具体的に英語と関わるのかといった問いを冷静に検討しなければなりません。
 
英語の習得は時間と労力がかかります。また、文化や政治・経済など社会と切り離してことばを学ぶことはできません。つまり英語を学ぶということは、英語を通して一般教養を身につけるということでもあります。そのためには具体的にプランを立て、効果的に実行するストラテジーが必要となるのです。英語を学ぶ人は上記のことをふまえて、自分の進路にあった大学を選択してください。 

投稿者: HP担当者 日時: 2009.01.15 Thursday 11:32 AM

受験生へのメッセージ③:EAGLとは?

EAGLというのは学科の英語名称で、正式には'English As a Global Language'といいます。直訳すると「世界語としての英語学科」という意味になります。日本語としては据わりが悪いので英語学科と呼んでいますが、皆さんEAGLという名称を使っています。

EAGLという名前には特別な意味が込められています。本学科は他大学の英語・英文学科とは異なる視点から英語教育を考えているのです。多くの大学が英米文学や英語学を中心にカリキュラムを構成しているのに対し、本学科は世界語としての英語の地位に注目し、コミュニケーション能力を高めるプログラムを開発しました。

その結果がスキル・体験(内外留学)・専門という3つの柱です。特に最初の2年間はスキルプログラムが充実しており、スキル科目は英語で授業を行います。また、教師と学生のemailのやりとりも英語です。つまり「英語は使って学ぶ」'Learn English by using it' の発想です。2年次から海外留学プログラムが始まり、毎年約半数の学生が提携校に留学(費用は別途必要)しています。

英語で専門を学ぶためには、高度な英語力と英語圏の文化や社会に関する背景知識が必要です。入学時からこのような能力を持ち合わせていれば別ですが、ほとんどの高校生は基本的な英語力しか持っていません。これは中学高校での英語教育環境を考えると仕方のない話です。スキルプログラムの充実はこのような現状から生まれました。 

本学科には、文学・英語学・政治学・英語教育・児童英語などを専門とするスタッフがいます。最終的にはこうした分野を専門的に学び、成果を英語の小論文にまとめます。論文は各ゼミごとにジャーナルとして印刷され公開されます。4技能の育成と専門知識の習得、これがEAGLの教育です。他大学のプログラムとぜひ比較してみてください。 

投稿者: HP担当者 日時: 2009.01.17 Saturday 10:10 AM

受験生へのメッセージ④:仕事で英語を使うとは?

英語を学ぶ皆さんにとって将来の目標は、仕事で英語を使うことでしょう。通訳・翻訳家といった英語のプロから、教育、航空・旅行、商社・貿易など英語が使える職種は様々です。また、一般企業でも海外支店を持つ企業や海外取引を行う企業を加えるとその数はかなりのものになります。

問題はどの程度の英語力が少なくとも必要なのかということです。敢えて「少なくとも」と断ったのは、上限がないからです。仕事で英語を使うためには、高度な4技能の力に加え、広範な語彙力および正確さが求められます。また、自国はもとより英語圏の社会・文化に関する一般知識、交渉力・リーダーシップなども必要です。つまり「人を動かす」ことができる英語力が求められるのです。

仕事で英語を使うための1つの目安は、TOEICテストのスコアが730点以上かどうかです。これは文科省が新任の英語教員に求める数値であり、大手企業が社員の海外派遣を決める基準値として使っています。航空関係では600点を基準にしている企業も多いようです。TOEIC730点というのは、英語をある程度正確に理解できる能力を示しています。

このレベルに到達するためには次の点を満たす必要があります。

  1. 日常語彙を含めて広範な語彙力を持つこと
  2. 正確な文法知識を持つこと
  3. 何が書かれているかをある程度正確に把握できる読解力を持つこと
  4. 自分の考えを論理的に話す能力を持つこと
  5. まとまりのあるパラグラフが書けること
つまり4技能をバランスよく身につけることが大切です。この5点の精度を高めると得点は800点・900点台へと上がります。
 
まずは語彙を身につけることから始めて英語の勉強を楽しんでください。最近は用例が豊富に載った語彙ブックが海外の出版社からでています。単語を覚えるというより、用例を覚える方が忘れにくく効果的です。また語と語のつながり(コロケーション)などにも気をつけながら勉強してみてください。意味は似ているのに語の結びつきが異なるものがあるので注意が必要です。語彙力がつくと自信がつきます。頑張ってみましょう。

投稿者: HP担当者 日時: 2009.01.18 Sunday 12:37 PM

受験生へのメッセージ⑤:夢を追い求める

海にお船を浮かばして行ってみたいなよその国...

これは皆さんご存じの「うみ」という歌の3番です。今では飛行機で移動するのがあたりまえになりましたが、よその国に行ってみたい気持ちはいつの世も変わらないでしょう。現代に生きる私たちはテレビやインターネットを通して簡単に世界の情報を手に入れることができます。昔はそうした情報がないなかで遠い外国に思いを馳せたことでしょう。私も子どもの頃、自宅近くの港から出港する旅客船を見ながらいつかよその国へ行くことを夢見ていました。

英語の勉強は労力と時間がかかります。地道にかつシステマチックに学ぶ忍耐強さが求められます。こうした地味な活動を支えてくれるのが、素朴な夢であり好奇心です。夢は単純であるからこそロマンがあります。このロマンを決して忘れてはいけません。

学ぶことはロマンを追いかけることです。どんな学問にもロマンがあります。他の人にとってはどうでもよいことかもしれません。しかし、自分の知りたい欲求を満たしてくれるものこそ追い求める価値があるものです。外国語を学ぶその先には、外国人との出会いがあります。未知の文化と価値観が待っています。

大学で英語を専攻すると膨大な学習が待っています。いわゆる本格的な外国語学習が始まるのです。地味な苦しい作業ではありますが、やりがいのある作業です。どんな時にも初心を忘れずに夢を追い求めてください。

投稿者: HP担当者 日時: 2009.01.20 Tuesday 1:04 AM

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