イフクキョウコさんワークショップ

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7月13日と20日、「舞台製作演習」の授業にコンテンポラリーダンスのイフクキョウコさんをお招きし、ワークショップを行いました。
イフクさんは福岡女学院短期大学の卒業生で、現在福岡を拠点として全国的に活躍しているダンサーです。
ワークショップの第一の課題は、普段何気なく接している他者(友人、家族など)に対し、自分の体はどこに向いているか、相手と本当に向き合っているかということを身体で感じ取ることです。
まず円陣を組むと、イフクさんは正座し、無言のまま深く浅く、早く遅く、呼吸を始めます。参加学生は最初とまどっていましたが、次第にイフクさんにならい、正座して呼吸を合わせ始めました。
これがワークショップの第一歩です。次に目を合わせること、しっかりと相手の手を握ること、呼吸を合わせて正座している相手を立たせてあげること……。簡単なようですが、参加学生は、普段のコミュニケーションにおいて、いかにこのことがおざなりになっているかを知りました。
コンテンポラリーダンスは即興性の強いダンスで、それだけに共演者との呼吸が大切です。演劇においてもまったく同じことがいえます。今回の内容はそのための初歩の初歩でしたが、今後もひきつづきこうしたワークショップを行い、よりよい表現者を目指したいと考えています。

HP担当者 | ニュース | 14:52 | Comment (0)

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