福岡女学院大学 トップページ > 学部・学科 > 大学院 >  2011年度 在学生インタビュー

在学生メッセージ

以前から、支えを必要とする人の役に立ちたいという思いがありました。支え方にはいろいろあると思いますが、人と人が心と心で触れ合う出会いや人の心に寄り添うことで力になることができるのはとても素敵なことだと思い、臨床心理士を目指すようになりました。人の心と付き合っていくためには、自分自身も成長し、さらに成長し続ける生き方がとても大事と思います。大学院では、自分のありのままの感覚を大事にし、その実感から「今・ここ」の自分に目を向けて味わい、自分の心を扱える力、多面的にものを観る力を鍛えられました。この力は、人の心を支える臨床心理士になるために、とても大事な力と実感しています。

(修士2年 Sさん、九州大学出身)


学部時代からボランティアとして動作法の訓練会や障害児の兄弟児支援団体に参加していました。そこで出会った子ども達の何気ない一言にとても深い心の世界を感じることで、ぜひ心につきあう臨床心理士になりたいと思うようになりました。大学院で実習や授業、仲間との関わりなど、すべての修業を通して徹底的に身につけられたのは、内省力だと思います。臨床心理士の仕事をするために、自己理解‐他者理解の力がもっとも必要と思います。関係から生まれてくる自分の気持ちもきちんと感じ取り、みつめる。自分の心なしでは人の心には関われないことを学んでいます。つらい作業でもありますが、仲間とのシェアリングが大きな支えになっています。

(修士2年 Oさん、北九州市立大学出身)


人と関わるのが大好きで、学部の時には小学校の学習支援サポーターでボランティアをしました。そこで出会った子ども達がきっかけで臨床心理士を目指すようになりました。大学院の学びで得られたもっとも大きな収穫は、自分の実感を信頼できる力です。様々な実習や授業は、自己発見の楽しさに満ちていて、それが基礎になり、クライエントの方と向き合うことができたし、その関わりの中で得られる喜びを大いに感じています。毎日の修業は、人と人との間で生きているという実感に満ち、臨床心理士として働く自分を楽しみにして頑張っています。

(修士2年 Sさん、福岡女学院大学出身)


人の心を元気にする仕事がしたかったので、臨床心理士を目指しました。女学院大学院では、1年の時に徹底的に自己内省の訓練を受けています。人の心を元気にする援助をするためには、他者理解だけでなく、自分を知ることがとても大事であることに気づきました。大学院での学びを通して、自分を知る機会に恵まれて、人の心への理解が深まるとともに、自分の気づきを言語化する力を鍛えるとともに、その喜びを楽しんでいます。

(修士1年 Nさん、福岡大学出身)


人の心と関わる仕事をしたいと思い、大学院に進学しました。大学院では、臨床心理実践に必要な知識や技術を学ぶだけでなく、自分をしっかり見つめ、吟味する自己内省の訓練を受けています。苦しくても自分と直面化することは、人の心と関わるのが私自身であることを考えると、とても大事な作業であることを実感しています。苦しい作業であっても、先生方や先輩方、そして仲間と分かち合いながら、支え合いながらのことなので、女学院には自分を成長させる学びの環境が整っていると感じています。

(修士1年 Dさん、鹿児島大学出身)


性格が違ったり、友達関係で様々なことを感じたりと、以前から人の心は本当に不思議だなと興味がありました。その興味からさらに専門的に知識と理解を深めて仕事としてやっていきたいと思い、臨床心理士養成大学院を選びました。大学院では、様々な場面で自分で考え、自分の言葉で表現することを訓練され、大学院のいろんな行事についても自分たちで運営することで社会的、組織的見方が鍛えられます。特にとーくるーむや小学校など、子ども達と直接関わる実習が多いので、児童・思春期の子どもに関心があり、学校臨床に興味がある私にとっては大変楽しい学びの時間を過ごしています。

(修士1年 Kさん、福岡女学院大学出身)