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地域・一般の方

地域・一般の方 一覧

2013年12月09日

大学院臨床心理学専攻(第一種指定大学院)が、
岩手県宮古市社会福祉大会で表彰されました

本学大学院臨床心理学専攻(第一種指定大学院)では、2011年8月から6ヵ月に1度、平均6日間の継続震災支援を行っています。
その間の参加支援者数は延べ65名、支援を受けた被災者は延べ965名に至っています。

この支援の特徴は、本学大学院の大野博之教授が開発したリラクセイション療法「サート」を用いていることです。
「サート」は本学大学院臨床心理学専攻の臨床心理実習において主要な技法であることから、訓練された大学院生が参加しています。
臨床心理学専攻院生の参加は、この2年半の間(5回の震災支援)述べ37名に達しています。

参加した院生は、精神的に大変大きく成長するとともに、心理療法の実践という支援内容により、集中的な技法の訓練機会を得て、就職後現場で実践できる力を育てることができています。
被災者の方々の心身の変化も著しく、毎回継続して参加される被災者も数多くいらっしゃる一方、本専攻の継続支援に対する現地ボランティアセンター(現生活復興支援センター)の評価も高く、仮設住宅集会所3ヵ所で始まったこの支援活動は、現在6ヵ所に拡大されています。

このような活動の実績とその効果が認められ、このたび2013年度第8回宮古市社会福祉大会にて、大会長感謝状を贈られました。
表彰された団体は、16団体、他県からの受賞は本学のみでした。

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院生と感謝状(人間関係学部心理学科の卒業生が多く在籍しています)


------大学院生M2 M.Nさんからのメッセージ------

~感謝状を受け取って~
感謝状は、ずっしりと重く、宮古の方々の想いを感じました。
この感謝状は、この活動に参加した人だけに送られたものではなく、陰で支えてくださった皆様に送られたものだと思います。
より良い支援を届けられるように一層の努力をしていきたい所存です。

~震災ボランティアについて~
福岡女学院大学大学院臨床心理学専攻では、教員と院生が中心になって、2011年の夏から、2012年春、2012年夏と、3回にわたって継続的な震災支援を行っています。
今年は、3月25日~30日、8月6日~11日に行いました。
次回は2014年3月23日~30日の予定です。この計画は、今後も続けて実践する予定です。
 
 
------大学院生M2 Y.Aさんからのメッセージ------

~震災ボランティアを通じて~
震災支援からどれだけ月日が経とうと被災地の方の心の中には、当時の記憶が消えることがありません。私達もお話しを聞かせて頂く中で何度も胸が締めつけられました。   
しかし、被災地では苦しい現状の中でも今を懸命に生きようとする被災者の姿があり、私達自身がたくさんの笑顔とパワーをいただきました。また継続的支援だからこそ生まれる絆を大切にし、今後も被災地への想いを繋げていきたいと思います。
震災支援(2011年8月~)実習だよりもご覧ください。
今後もどうぞよろしくお願いいたします!


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【左:サートの様子】連日満員御礼、院生の休む暇なしでサート(主動型リラクセイション療法)を行う。
【右:訪問サート開始】2013年春から、外に出られなくなった方々のために、訪問サートを始めました。

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【左:野外遊び】いくら暑くても、いっぱい遊びたい子ども達
【右:景品選び】院生全員で心を込めて作った手作り景品を選ぶ子ども達

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【ねんど遊び】「あそぶ寺子屋」(子ども向け支援プログラム)の風景

投稿時間:2013年12月 9日 14:23 | 固定リンク

2013年12月06日

国際キャリア学部開設記念セミナー質疑応答 2

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2013年11月2月(土)に国際キャリア学部開設記念セミナー『女性が世界を舞台に活躍する!』を開催いたしました。(詳細
当日は満席となり、ご参加いただいた皆様に深く感謝申し上げます。

セミナー中のパネルディスカッションでは、参加者の皆様から多くの質問をいただきました。
当日は時間が足りずご紹介できなかった質問について、11月11日に掲載したセミナーの質疑応答の記事に続き、本日は西日本シテイ銀行頭取 久保田勇夫様の回答をご紹介致します。


【質疑応答】

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基調講演Ⅱ「国際社会で求められる人材とは」
西日本シテイ銀行 久保田勇夫頭取
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20131206_02.jpgQ.あなたの英語教育への考え方には同感です。音読が大切であると考えられるようになったきっかけは何ですか?

A.中学1年生の夏休み前、英語の教師(小野粋先生)から、「1学期中に教科書で学んだところを毎日10回声に出して読み、かつ毎日10回ノートに書き写すように」との宿題を課され、それを愚直に実行したこと、それ以降も出来るだけ教科書を音読しました。これにより以降、英語の学習では人に遅れをとることはありませんでした。
なお、この方式により、中学校から高校までの全ての教材を暗誦しました。


Q.「少数意見を堂々と述べる」ということが国際人の条件。この想いを深めた経験を教えて下さい。

A.日本人は世界の中で少数派であり(現在の世界の仕組みは、基本的に欧米の制度、思想で出来上がっている)、もし自分の意見(大抵の場合、日本の意見は少数意見である)を述べないと日本の主張が受け入れられなくなるのが現実だからです。


Q.日本文化を知ることの中で、文学作品を読むことはどのくらい大切ですか?

A.日本の文化を知る、ということの他、自分の知らない生き様や考え方を知り、自らの人生を有意義なものにするために必須ではないかと思います。


Q特に女性に求められることは何ですか?

A.男性、女性にかかわらず、それぞれの個性に応じたことが求められると思います。


Q.歴史(日本等)を知る上でお奨めの本はありますか?また愛読書はありますか?

A.日本史の他に世界史を知ることが大切だと思います。例えば、J.M.ロバーツ「世界の歴史」(創元社)の第8巻「帝国の時代」及び第9巻「第二次世界大戦と戦後の世界」をお奨めします。


Q.他国の文化やモノ、人に触れ合う機会が少ないのですが、今後どのように学べばよろしいですか?働きながらでもできることは何かありますでしょうか?(ちなみに、私は内勤が多く外に出たくても出る機会が少ないのです。)

A.大きな本屋さんで、興味のありそうな本を選ぶことをお奨めします。その場合、いかにして本物(ホンモノ)を選ぶかが大切です。古くから多く読まれている本、外国の人の書いた本で日本語訳となっているもの(日本語訳が出ているということは、多くの人に読まれる可能性があること、更にはその価値があると考えられたから出版されたものだと思われます。)をお奨めします。

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お忙しい中、ご回答いただき 誠にありがとうございました。

投稿時間:2013年12月 6日 10:42 | 固定リンク

2013年12月03日

福岡女学院大学チャレンジ助成金報告会が開催

今年度に始まったチャレンジ助成金制度。

この助成金は学生の自主的かつ自由な発想による独自の企画を助成し、奨励することにより、
学生の課外活動を活発化させることを目的とします。

今回、3組の学生がプレゼンテーション・質疑応答を経て選考に通過し助成金が支給され、
その報告会が開催されました。


1.等身大の国際協力(短期大学部英語科)
2.南区での幼児防災に関する紙芝居作り(人間関係学部子ども発達学科)
3.ハロフェス(人文学部メディア・コミュニケーション学科)

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学生発表の様子(南区での幼児防災に関する紙芝居作りの学生2名)
彼女たちは東北の被災地に数回訪問。福岡に帰ってからも「つなみの読み聞かせ」の活動をつづけ、福岡市内の幼稚園や消防署等でも行っています。

投稿時間:2013年12月 3日 11:29 | 固定リンク

2013年12月03日

大学3年生・短大1年生就活スタート 学内で企業説明会始まる

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2015年春に卒業を予定する大学3年生、短大1年生の就職活動が12/1に解禁されました。

全国各地で合同企業説明会が始まりましたが、本学においても今週から学内企業説明会を開催します。

期間は12月から2月。

様々な業界から採用担当者が来られ、学生は事前に申込をし、説明会に参加します。


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学内企業説明会には、採用担当者らの説明を聞こうと大勢の学生たちが詰めかけました。

投稿時間:2013年12月 3日 11:27 | 固定リンク

2013年12月02日

第30回NHK全国大学放送コンテスト(朗読部門)優勝の言語芸術学科学生コメントが届きました!

2013年11月23日(土)・24日(日)にわたり行われた、第30回NHK全国大学放送コンテスト
朗読部門で見事優勝した、言語芸術学科1年生A.Nさんより、
優勝の報告コメントが届きましたのでご紹介致します!

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20131202_01.jpg大会二日間、大変有意義な時間を過ごすことができました。

当日までに多くの方から温かいお声掛けをいただき、とても心強かったです。
本番はとても緊張しましたが、無事終えることができて良かったです。

結果については、未だに夢のようです。
Nコンでの優勝は高校時代からの目標でしたので、今回達成できて本当に嬉しいです。
部員、先輩、友人、先生、高校時代の部活動の顧問の先生、親族、多くの方に支えられて、ここまで来ることができました。出会いに心から感謝しています。

また今回の大会に出場するにあたり、言語芸術学科で学んだことが大きく役立ったと実感しています。

「日本語トレーニング」では、「百読百鑑」という百の本を読み、百の映画を鑑賞する取り組みを行っています。多くの作品に触れることで、文章や場面を正しく解釈する力、想像力が身に付きました。それを大会の課題図書の読解、登場人物の心情の読み取りなどを行う際に役立てることができました。

「身体表現ワークショップ」では、身体を使って表現する力の向上を図りました。朗読は「声」のみを使って場面の描写や人物の心情などを表現します。表現の手段は異なりますが、演劇でも「人に伝える」という部分は共通しています。この講義での実習を通して、声と身体の表現にも通じている部分があると改めて実感し、それらを自分なりに比較しながら学び、朗読に活かすことができました。

「シンキングゲーム」や「映画研究」では、様々な視点から物事を考える活動に取り組みました。そこで、登場人物の心情や行動の意図などを考察する力が鍛えられたように感じています。

さらに、女学院大学の一年生が共通で履修する「First Year English」では、英語でのスピーチやプレゼンテーションを通して、人に「伝える」力を身に着けるために実践的な取り組みが行われています。言語は異なりますが、このような取り組みを繰り返し行うことで、人に物事をうまく伝えるにはどうしたらよいか自然に工夫するようになりました。また、人前に立って発表する場面を多く経験することで、大会でもいい緊張感を持って朗読することができました。

大会を通して、多くのことを学ぶことができました。
本当にありがとうございました。これからも精進して参ります。

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これまでの努力に加え、大学での学びを実力として身につけられたA.Nさんの
夢を叶えようとされる姿勢はとても素敵です。
今後も新たな夢に向かって頑張ってください。

A.Nさん、ありがとうございました!

NHK 全国大学放送コンテスト 公式サイト>http://www.nhk.or.jp/kyoto/dnc/index.html
言語芸術学科>http://www2.fukujo.ac.jp/university/faculty/gengo/

投稿時間:2013年12月 2日 10:27 | 固定リンク

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