福岡女学院大学 生涯学習センター

センター長のことば

つながりへの提言
生涯学習センター長 伊藤 文一
(福岡女学院大学教授)

2011.3.11の東日本大震災の被害に遭われて、いまだに心の傷がいえず、生活的にも困窮されている人々が、一日も早く立ち直れますよう、心よりお祈りいたします。

震災後、人々は何か「生きる手がかり」を求める気持ちが強くなってきているようにも思われます。そして、「生きるということ」「生きる意味」を問い、「拠って立つところ」「絆」「つながり」を意識して生きるようになっているようにも感じます。
この世はある意味、つながり、かかわりという連関の中にあります。人々は様々なつながり、かかわりの中で生きています。

究極のコミュニケーション力、それが実は「感謝」だそうです。人間は自分に感謝する存在に怒りをぶつけ続けることはできません。私は、感謝は大きな力を持っているように思われてなりません。

まず、両親に感謝してはどうでしょう。
もし亡くなっておられたとしても、心の中で「この世に出して頂きまして、本当にありがとうございました。」と言ってみてはどうでしょう。

次に、憎んでいた人に対して、心の底から「ごめんなさい。あなたのおかげで自分を振り返ることができました。ありがとうございました。」と言ってみてはどうでしょう。
そうすると、きっと心の中の霧がサーッと晴れてくるはずです。それは、健康にも良いようにも思います。

心を健康に保つことで、体にも良い影響を及ぼすのではないでしょうか。心も体も健康に保つために、この生涯学習センターで、生きる意味をみつけられ、自分探しのたびを続けられてはいかがでしょうか。


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