授業紹介 「マスメディア・フィールドワーク」

メディア・コミュニケーション学科、メディア系の集中講義のうち、内容について質問されることの多い「マスメディア・フィールドワーク」について、表現学科所属の先輩の、体験記を紹介します。ぜひ、参考にしてください。(徳永至)

 

集中講義「マスメディア・フィールドワーク」を通して感じたこと

今回の集中講義、1日目は文字メディア・電波メディアについて教室で予習。2日目は新聞社の現場、3日目は放送局のテレビとラジオの現場、4日目は総復習という日程で進んだ。

全ての授業が終わった今、マスメディアには1つの共通点があると気がついた。それは「言葉で伝えることの難しさ」だ。

 

訪問した朝日新聞西部本社と九州朝日放送本社では、実際の現場で働く人の話を聞くことができた。文字メディアと電波メディア、裏方と表方、それぞれ立場は違うが「言葉の選択」について必ず触れていた。マスメディアの世界では、受け手側の存在が大きい。分かりやすく、簡潔に伝えることが大切で、受け手側の存在を常に想像して製作しなくてはならない。

 

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公開放送ができる、KBCラジオ第1スタジオ(本年度の表現学科での授業風景)

今回の授業では、普段の講義では分からなかったマスメディアの深いところまで知ることができた。何気なく見ていた新聞・テレビ・ラジオの見方や受け取り方が変わった気がする。この4日間を通し、言葉で伝えることの難しさを感じ、マスメディアの現場の大変さ過酷さを感じた。それと同時に、マスメディアに、より興味がわいてきた。

何を伝えたいのか理解し、誤解を恐れずに、言葉を使ってコミュニケーションをとっていきたいと思う。(報告:人文学部表現学科2年 T.Mさん)

昨年度の授業風景も、こちらでご覧いただけます。